兼六園と金沢城公園へ
行く前に見どころチェック!
2. 兼六園内 おすすめスポット
8時雨亭(しぐれてい)
一息つくのにぴったり
5代藩主・綱紀が兼六園を作庭した頃からあった兼六園内の別荘で、主に茶の湯に利用されていました。廃藩の後(明治初期)、惜しくも取り壊されてしまいましたが、平成12年(2000年)、新しい庭園の完成とともに復元。亭内の見学は自由で、座敷に腰を下ろして庭園を眺めながら休憩することができます。また、和菓子とともに煎茶や抹茶の呈茶(有料)もしています。
兼六園おすすめスポット
1徽軫灯籠
(ことじとうろう)
二本脚の徽軫灯籠(ことじとうろう)は兼六園のシンボル的存在。多くの観光客がここで記念撮影をする外せないスポット。
2唐崎松
(からさきまつ)
前田斉泰が琵琶湖の唐崎松から育てた兼六園内でも有名な樹木。雪の重みによる枝折れを防ぐ為の雪つりは冬の風物詩。
3霞ヶ池
(かすみがいけ)
兼六園で最も大きな池。周辺に徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島、栄螺山、内橋亭などの名勝、銘石が配されている。
4根上松
(ねあがりまつ)
根が地上にせり上がった迫力の奇観で有名な黒松。ここも人気の写真撮影スポットの一つだ。
5花見橋
(はなみばし)
曲水に沿った花の眺めが素晴らしい木橋。5月のカキツバタや夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景は必見。
6鶺鴒島
(せきれいじま)
人生の三儀式を陰陽石、相生の松、五重の石塔で表す。鳥居を据える珍しい構成は他の大名庭園でも例を見ない。
7山崎山
(やまざきやま)
別名「紅葉山」と呼ばれ、秋はトチノキが美しく色づく築山。山腹には五重の塔(御室の塔) や御亭がある。
8時雨亭
(しぐれてい)
茶の湯に利用された兼六園内の別荘。廃藩後に取り壊されたが2000年に復元。休憩場所としてもおすすめ。
9瓢池
(ひさごいけ)
兼六園の作庭はこの辺りから始まったと言われ、瓢箪(ひょうたん)のような形をしていることから池の名前に。
10翠滝
(みどりたき)
別名「紅葉滝」と呼ばれる観光名所。その荘厳さは他庭にはないスケールで兼六園内でも特に優れた庭景の一つ。
11夕顔亭
(ゆうがおてい)
当時のままの姿を残す兼六園内最古の建物。茶室内の壁に夕顔(瓢箪)の透彫りがあることが名前の由来。
12噴水
(ふんすい)
自然の水圧で吹き上がっている日本最古の噴水。藩末に金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものといわれる。