兼六園と金沢城公園へ
行く前に見どころチェック!
5. 兼六園のトリビア(豆知識)
おみやげ情報から兼六園のトリビアまで。地元はもちろん、全国から寄せられたネタあれこれ。兼六園観光に生かせば、よりツウな気分が楽しめるはず。
兼六園は朝の散歩にもってこい
兼六園は朝7時から開園している(3月1日~10月15日)。でも、もっと早い早朝入園がおすすめ。通常開園の2時間前の朝4:00から開園(4月1日~8月31日)。しかも入園無料。人も少なくゆっくりと兼六園散策が楽しめる。
兼六園までの(からの)移動手段には100円の小さいコミュニティバスが便利!
金沢ふらっとバス 材木ルートが便利。15分おきに出発。材木ルートは、かつて路線バスが運行していた住宅地と、交通結節点である「武蔵ヶ辻」、金沢一の繁華街「香林坊」、「泉鏡花記念館」「金沢蓄音器館」などの文化施設、沿線の商店街を結んでいる。
■金沢ふらっとバスについて
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11310/taisaku/flatbus/gaiyou.html
観光ボランティアガイド「まいどさん」とは…?
「まいどさん」とは金沢観光ボランティアガイドの会。メンバーは300人を超えている。活動時間は、午前9時から午後5時までで金沢滞在時間内に希望の観光スポットを効率よく案内してくれる。ガイド料は無料だが申込は7日前までに、FAXまたは郵送、もしくは電話で申し込みが必要。詳しくは「金沢まいどさん」で検索。
兼六園名物!よくテレビや雑誌で取材される兼六団子とは?
清水亭の人気商品。草色と白の団子には甘みは無く、横にきな粉入りの砂糖が添えてあり素朴な味。茶屋の縁台で、景色を眺めながら食べる団子の味は、また格別。お花見の季節以外でも通りの縁台で食べられる。400円
食事だけなら入場料は無料になる
基本的には入園料が必要。ただし時間の関係などで兼六園を見ない、食事だけ!という人は、お店まで無料で入れる。その場合は、必ず利用するお店の送り迎えが必要になるので、事前に申し出が必要!
できたて、サクサクの美味しい煎餅屋がある!
おせんべい専門店の『寺子屋』さんのサクサクとした美味しいおせんべいを食べたら、病み付きになっちゃうこと間違いなし!。お薦めは串ざしぬれおかきは食べ歩き用に串に刺したおせんべい。200円
兼六園でしか販売していない、ゴジラのオリジナルグッズがある
桂坂口近くにある『茶屋見城亭』ではゴジラと金沢城の特別コラボ「ゴジラ対金沢城」のオリジナルグッズを販売。Tシャツやキーホルダー、クリアファイルといったものがある。いずれこんな映画も公開されるのかも?!
兼六園に住んでいる人がいる
兼六園の中にある茶店「ことぶき亭」は、明治にここで商売を始め、そのときからもう100年以上、兼六園の中で代々住み続けている。
兼六園の鳩は身長5.5メートル日本最初に建てられた銅像、日本武尊像だけにはフンをしない
当時、金沢大学理学部計算科学科の教授をつとめていた廣瀬 幸雄氏が兼六園内にある日本武尊の銅像だけにはハトが寄り付かないことに気づいた。そこからヒントを得て、カラス除けの合金を開発し、「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」でイグノーベル化学賞を受賞!
※「イグノーベル賞」とはハーバード大系のパロディー科学誌が「人々を笑わせ、そして考えさせる」研究に対して贈呈する毎年恒例のイベント。医学、物理学、平和などの(ほか全10部門の)賞がある。賞の贈呈役は本物のノーベル賞受賞者らが務めている。
昔、兼六園で羊を飼っていた…?
江戸後期、赤字財政に悩む中で、新たな産業として毛織物に目をつけ、4匹の羊を飼った。その後27匹まで増えたが、残念ながら毛織物産業が根付いた記録はない。
三芳庵別荘に芥川龍之介が4泊5日で宿泊!
大正13年5月に、関東大震災に遭い友人室生犀星を頼り金沢へ。室生犀星のはからいで三芳庵別荘に宿泊したという。
兼六園は誰のもの?
以前は前田藩の持ち物だったが、1867年の大政奉還により、朝廷に返された。現在土地は国で所有していて、石川県で管理している。
兼六園には珍しい桜がある。
兼六園菊桜という桜で、一つの花から花びらが三百数十枚も出てくる。花の色がこい紅→うす紅→白に近い色と色が変化し、花ごと落ちるめずらしい桜がある。
最近までは24時間、無料開放の公園だった…?
深夜何者かによって徽軫灯籠が破壊されるなどの事態が発生したことや維持、保存費用の捻出の為に1976年から後楽園や栗林公園に倣って有料とし、時間を限って公開されるようになった。
現在のことじ灯籠は2代目だ!
24時間開放時、深夜何者かによって徽軫灯籠が破壊された。当時のものは別のところに保管されていて現在の灯籠は新造された物である。
雪吊りは毎年決まった日時にやる
雪吊りは、毎年11月1日朝、園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎松」からはじまる。冬の訪れを告げる風物詩。その模様はニュースで全国に流れる。