【石川県の方言・金沢弁】どいね
今日ご紹介する金沢弁は「どいね」です。
金沢弁には、「おいね」という相手の言うことを
受け止める肯定の相槌がありますが、
「どいね」はそれはどうなの?という
否定のニュアンスをこめた相槌です。
全否定ではなく「え?マジ?」とか「どうなのよ、それ」ぐらいのテンションです。
例えば、
「もう12時過ぎとるがいね。腹へらんけ?」
(もう12時過ぎてるじゃない。お腹すかない?)
「おいね。昼出よっさ」
(そうよね。ランチに行こうか)
「ほったら、ラーメン行かんけ?」
(そしたら、ラーメン食べにいかない?)
「どいね、あんた昨日もラーメン食べとったがいね」
(どういうこと? あなた昨日もラーメン食べてたじゃない)
と言う具合です。
「おいね」と「どいね」をテンポよく使えたら
立派な金沢人!
ちなみに私はこれまたよく使う否定語「なーん」が大好きです。
「なん」「なーん」「なんも」と使い分けるんですよ。
「おいね」と「なーん」についてはこちらをご覧くださいね。