【石川県の方言・金沢弁】らくまつ
今回ご紹介する金沢弁は「らくまつ」です。
息子が小さい時に、ご年配の方に声をかけられることが多く、
「うまそな子や」(まるまる太って、おいしそうってことではありません)
「かたい子や」(それでいて筋肉質だから、かたそうに見えたわけでもありません)
「あいそらしいの」(たしかに愛想を振り撒くタイプでしたがそういう意味ではありません)
と声をかけていただき、方言ならではのや近しさと響きに心が温かくなりました。
一つ、聞きなれないのが、
「らくまつな子やね〜」でした。
その時は、「手のかからない楽な子」という意味なのかな、と思っていましたが、
「楽天家」が正しい意味で、
「おおらかな子」「のんきな子」というニュアンスだったようです。
大きくなった今も、らくまつな部分はしっかり残っています。