ちゃべちゃべ・じゃみじゃみ
本日は以前にも紹介した「擬態語の方言」を二つご紹介します。
まずは「ちゃべちゃべ」。
音だけ聞いてもどういう意味なのかわかりにくいと思います。
意味は、「ぺちゃくちゃ」という意味で、おしゃべりな様子を指します。
「ちゃべちゃべ喋らんとこ、静かにしまっしま」
(ぺちゃくちゃ喋らないで、静かにしてください)
ちなみに「ちゃべ」だけだと、「おしゃべりな人」という意味になります。
ただ、ニュアンス的は悪い意味でのおしゃべりな人、という意味になるので
使い方にはご注意ください。
次に「じゃみじゃみ」。
こちらも音だけだとちょっとわかりにくいですね。
今はもうデジタル放送化に伴い見かける機会もなくなりましたが、
意味は、テレビが砂嵐状態になっていることを指す擬態語になります。
あえて標準語にするなら「ザーザー」という言葉が一番近いかもしれません。
「テレビ急にじゃみじゃみになってんけど、壊れたかもしれん」
(テレビが急に砂嵐状態になってしまったのですが、壊れたかもしれません)
使う機会は少ないかもしれませんが、豆知識として覚えてみてください。