チンチン・カンカン
今日は擬態語の方言、その中でもリズム感のある方言をご紹介します。
「あっついチンチン」
液体の温度が高く、沸騰するほど熱い様子の事をいい、
主にやかんのお湯や燗酒、浴槽のお湯などに用います。
「あっつい」を言わずに「チンチン」と短く言ったりもします。
[例]このお風呂(あっつい)チンチンや
(このお風呂はとても熱いですね)
「かったいカンカン」
物が固くなっている状態の事をいい、紐の結び目が固い、
瓶の蓋が固いといった場合に使います。
こちらも上記と同じように短く「カンカン」と使ったりします。
[例]蓋が(かったい)カンカンになって開かんわ
(蓋がとても固くなって開きませんね)
他にも「ケンケン(鉛筆の芯が鋭く尖っている様子)」や
「こぼこぼ(芋やカボチャの実がホクホクしている様子)」といった
擬態語の方言もあるので是非使ってみてくださいね。