石川・金沢アート&カルチャースポット特集
観光やおでかけの際に巡りやすいよう、博物館や美術館などの芸術・文化施設を地域ごとにまとめてご紹介。
石川や金沢、加賀、能登のおすすめ情報を地元編集者が地元のトピックスを中心に、へぇ、そうだったのか、とか、これは役にたつ!などの情報をお届けします。
新旧の美しいものが街並みに溶け込み、コンパクトで周りやすい金沢。初めての金沢旅行でココだけは絶対に外せない!という王道テッパンコースを紹介します。
加賀藩前田家の居城を整備した都市公園。歴史の重なりを感じられる城下町金沢のシンボルともいえるスポット。公園内に整備された「玉泉院丸庭園」は藩主の内庭としての性格が強く、饗応の場として利用された兼六園と比べてみるのもおすすめ。
日本三名園の1つで加賀百万石の文化を感じられる廻遊式の庭園。自分の足で歩きながら移りゆく季節の自然美を堪能できる。春の桜、秋の紅葉、冬の雪吊りの美しさは息を飲むほど。定期的に行われるライトアップは地元民、観光客で賑わう。
21美の通称で親しまれている「まちに開かれた公園のような美術館」はガラスで囲まれた円形の建物が特徴。現代美術を中心とした展覧会やプログラムを開催しており、市民はもちろん、県内外の観光客のみならず、海外旅行者にも人気のスポット。
情緒溢れる古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。紅殻格子の町家が建ち並ぶ光景を求めて、海外からの観光客も多い。格式ある割烹や町家をリノベーションしたカフェ、伝統工芸品を扱うセレクトショップなどが軒を連ねる。
藩政時代から300年以上続く近江町市場。鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店など約170店が軒を連ね、地元の人々や料亭、飲食店の料理人などが仕入れに訪れる。海鮮丼やご当地グルメを食べながら、お店の人との会話を楽しむのも醍醐味。
(金沢城エリア)
世界的な建築家・隈研吾氏による設計で洗練された空間へと生まれ変わった見城亭。1階のカフェはひとりでも気軽に立ち寄れるよう、カウンター席を広く設けている。2階の食事処では、近江町市場直送の海の幸や、地元の厳選食材を使用した和食が楽しめる。
(21世紀美術館エリア)
『メープルハウス』がプロデュースするカフェ・レストラン『Fusion21』。美術館の中というロケーションで、モダンフレンチやアフタヌーンが楽しめる。大きな窓のある開放的な空間で、優雅なひとときが過ごせる。
(ひがし茶屋街エリア)
ひがし茶屋街にあり、金沢市の保存建造物にも指定されている茶屋建築を活用。まるで日本画の中に自分がいるような雰囲気の中で、上質な時間を過ごせる。旬の食材を用いたメニューが好評で、季節ごとのフルーツを贅沢に使った甘味やパフェは特に人気。
◎今回のエリア
※掲載されている情報は、2024年3月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。