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【体験レポ】ひがし茶屋街そばの居酒屋割烹『田村』で蟹づくしの体験をしてきました。|石川県金沢市

石川県の観光地の一つ、ひがし茶屋街の梅ノ橋のそばにある割烹居酒屋『田村』。山海の幸に恵まれた金沢の美食を美味しい地酒とともに味わえると評判だ。 訪れた人に料理はもちろん、ここでしか味わえない心に残る時間を過ごしてほしいと、活ズワイガニを一年中用意してもてなしている。

芸能人も多く訪れる金沢の話題の居酒屋割烹『田村』

ひがし茶屋街そばの居酒屋割烹『田村』で蟹づくしの体験をしてきました♪
金沢の観光名所・ひがし茶屋街近く、浅野川にかかる梅ノ橋そばの居酒屋割烹『田村』。生きたズワイガニを使用したカニしゃぶや茹でガニ、カニ刺身といた蟹のコース料理に加えて「ぶりしゃぶコース」や「のどぐろ丸焼き」などの高級海鮮料理を一年中味わえる店として、地元はもちろん、国内外の観光客にも愛されています。漁期には地元の香箱ガニや加能ガニも提供するのだとか。また、のどぐろの刺身やどじょうの唐揚げ、かぶら寿し、自家製の蓮蒸し・治部煮など、地元の名物料理も取り揃えており、金沢の美食を一度に味わえるのが魅力です。その魅力に迫るべく、体験モデルの結衣さんが実際にお店へ伺いました。

居酒屋割烹<br/>田村
居酒屋割烹
田村

予算/目的にあわせて選んでくださいね♪
【予算27,000円/蟹を楽しむ】
■蟹コース

【予算7,700円〜15,000円/金沢名物を楽しむ】
■のどぐろコースほか

【プライスレス/目で楽しむ】
■蟹捌きはこちら

芸能人や有名人が1000人以上来店!

■左上/外観■右上/1階個室■左下/2階座敷■右下/ひがし茶屋街

ひがし茶屋街で散策を楽しんだ後は、おいしい蟹料理に舌鼓!

金沢を代表する観光スポット「ひがし茶屋街」。金沢で一番大きいお茶屋建築「懐華樓(かいかろう)」やお茶屋見学ができる国指定重要文化財「志摩」のほか、金箔のお土産物屋や和菓子店、カフェなどが軒を連ねており、観光客が着物で散策したり、街歩きを楽しむ場所として有名です。居酒屋割烹『田村』はそんなひがし茶屋街のすぐ近く、浅野川の東山から並木町の間に架けられた「梅ノ橋」を渡るとすぐの場所にありました。美しい梅ノ橋は映画やドラマのロケ地としても有名ですよ。

店内に入るとまず目に付くのが1階の壁に飾られた有名人のサインや写真。俳優からアーティスト、モデル、芸能人などTVや雑誌でよくお見かけする人ばかりです。2階の座敷には更に多くの写真が飾ってありました。有名人と同席、みたいなラッキーな偶然があるかも?と想像してドキドキ。ちなみにこちらのお店は海外の観光客にも大人気で、現在15ヶ国の外国語メニューが用意され、中国、台湾、フランスやスペインやポルトガルなど様々な国の方が蟹料理を目当てに訪れるそうです。いろいろな言語が飛び交う空間、素敵ですね。


■ひがし茶屋街
おすすめ観光スポットはこちら>>

蟹のコースは3種類。迷う時間も楽しすぎる!

■左上/かにしゃぶコース■右上/茹でガニコース■右中/カニ刺し身コース■左下/香箱ガニ■中下/カニクリームコロッケ■右下/かに寿司

蟹の美味しさを満喫できる一番人気の「かにしゃぶコース」を選択。

新鮮な活ズワイガニを存分に味わえるコースは全部で3つ。「かにしゃぶコース」、「茹でガニコース」、「カニ刺し身コース」があり、それぞれ内容が異なります。どれも美味しそうなので相当悩みましたが、今回はズワイガニだけでなくお造りやカニクリームコロッケ、同店の名物「田村うどん」など色々なメニューを楽しめる「かにしゃぶコース」にしました。ほかにも「かに寿司」や「茶碗蒸し(蟹入り)」「カニ味噌」など、コースで提供される蟹メニューは単品でも注文できるそうです。これは追加で頼みたくなりますね。
ちなみに、11月〜3月まで水揚げされる石川県のブランドズワイガニ「加能ガニ」を希望する時には、一人35,000円〜(要予約)です。

■蟹コース(税込)
※2名以上、前日までに要予約
「かにしゃぶコース」27,000円
「茹でガニコース」27,000円
「カニ刺し身コース」27,000円
●各コースはこちらから

活蟹は鮮度を落とさず手早く美味しく捌かれる!

鮮度の良さが美味しさの秘密。目利きした活蟹を捌く様に感動!

このお店の魅力の一つが「年間を通して、生きたズワイガニを使ったコース料理を提供する」というこだわり。ご主人の「お客様に最高の蟹を味わっていただきたい」との思いから、鮮度を求めて活蟹を扱うようになったそうです。今回料理していただいたのは、地元で獲れた約1.4kgもの大きな加能ガニ。ご主人が触るとハサミを持ち上げる、こんなに大きな生きた蟹を見たのは初めてです。日頃目にする機会のない「動く蟹」を目当てにお店を選ぶという県外や海外の観光客も多いそうで、観光客のおもてなしにもぴったりですね。眼の前で手早くカニ身を取り出す様うっとり見つめながら、この大きな足がお刺身やしゃぶしゃぶになるか〜!と、待ち遠しくてワクワクしました。
結衣’sポイント
結衣’sポイント

一定のリズムでテンポ良く美しく捌かれるズワイガニ。1杯あたり1分もかからない早業です。「すごーい!!」と言っている間に終わってしまうので、撮影の事前準備はお忘れなく。

私がオーダーしたコースはこれ!実食です♪

■左上・左下・右中/かにしゃぶ、カニ味噌■右上/お造り■右下/田村うどん

「かにしゃぶコース」なら、刺し身もしゃぶしゃぶもカニ味噌も!

「かにしゃぶコース」は「お造り」「活ガニ身」「カニみそ」「カニクリームコロッケ」「茶碗蒸し」、同店名物の「田村うどん」、デザートが楽しめます。まず、金色の大きなお皿に2人前とは思えない量の蟹がドドーンと盛られて登場。

水にさらしてしっかりとアクを抜いた透明のカニ足を、最初はなんとそのままお刺し身でいただきました。プリプリしたカニ足の甘さが口いっぱいに広がります。
お次はしゃぶしゃぶ。特製だしの中でフワッと花ひらいたカニ足を、火入れして旨味を凝縮させた自家製カニ味噌へとほぐし入れます。ふわふわのカニ足と濃厚なカニ味噌という美味しさの掛け算に、口の内はお祭り騒ぎに!「飲めるほどうまい」と称される自家製カニ酢に付けて、さっぱりといただくのもおすすめです。

締めはこのお店オリジナルの「田村うどん」をいただきました。蟹の美味しい出汁を極限まで吸い込んだツルツル食感のうどんはまさに別腹。「めざましテレビ」をはじめ、色々なTV番組やラジオ、旅行雑誌で紹介され、お土産としても喜ばれています。


蟹以外も気になるメニューがありすぎ♪

■左上/ぶりしゃぶコースイメージ■中上/のどぐろコースイメージ■右上/ブリ太巻き■左下/のどぐろ丸焼き■右下/マジック

高級魚のノドグロ、鰤などの「高級海鮮コース」も充実。

蟹以外にも北陸の高級魚として人気の「のどぐろコース」や冬に食べたい「ぶりしゃぶコース」、「高級海鮮コース」、「田村コース」など、蟹コース以外にも6コース(7,700円〜)が用意されています。冬の時期のお刺身なら寒ブリやトロサバたたき、バイガイなどもおすすめ。他には同店名物・どじょうの唐揚げやブリ団子(10食限定)、鮭寿司など、気になるメニューが盛りだくさん。なかでも、美味しさを感じられるようシャリの温度や海苔の種類までこだわったという「ブリ太巻き」は、単品の一番人気だそうですよ!

お店にはカウンター席と個室4室があり、友達との飲み会や家族の集まり、会社の宴会、お祝いなど、色々なシーンで重宝しそうです。ちなみに、運が良ければご主人のテーブルマジックも拝見できます。しかもそのマジックたるや、本職のマジシャン顔負けの凄さ!美味しい料理はもちろんですが、訪れたお客様全員にとことん喜んで貰いたいというご主人の心意気こそが、居酒屋割烹『田村』さんの一番の魅力だと思いました。お腹も心も満たされた最高の蟹づくし体験。次は誰と行こうかな♪
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■居酒屋割烹『田村』
石川県金沢市並木町2-18
TEL/076-222-0517
営/17:00〜22:30(L.O.22:00)
※コースは前日までに要予約
※昼の営業は要予約(6名以上で11:30〜14:00営業)
休/水曜 ※連休・祝日の場合は営業
席/46席(1階:カウンター8席・小上がり8席、2階:掘りごたつ3部屋)
P/なし ※店舗前にコインパーキングあり
※インボイス登録あり
●WEBサイトはこちら

※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2024年02月29日)
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【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】居酒屋割烹『田村』で生きたズワイカニを捌く凄技を拝見してきました!

【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】居酒屋割烹『田村』で生きたズワイカニを捌く凄技を拝見してきました!

こんにちは、金沢日和編集部・台湾出身のkumaです。 連載「kumaの金沢散歩」を担当し、日々、様々な発見をして楽しく過ごしています。わたしにとっての新発見もあるけれど、地元の方にとっては金沢の再発見につながることもあるそうです!これからも、魅力あふれるこの土地を一緒に巡り続けられると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 同じ「カニ」であっても、品種や地域などによって食べ方も違うのが興味深いですね。台湾にいた頃、港町の市場で獲れたての「萬里蟹(バンリガニ)」をよく見かけました。市場周辺には海鮮炒めのお店がたくさんあって、カニの旬になるといつも賑わっていました。中国は、日本では「上海蟹」と呼ばれている「大閘蟹(ダージャシエ)」が有名で、カニが寒性で体を冷やすため、紹興酒、老酒(長期熟成させた黄酒)の熱燗や生姜茶など体を温める飲み物と一緒に食べることが多いです。 北陸のカニが有名なのは存じておりますが、写真などでしかみたことがなく、知識が乏しいです。なんと、金沢では、旬に関わらず、生きたカニを使った料理を一年中提供する(要予約)お店があるらしいので、これは探究せざるを得ないですね。この度は特別に、ひがし茶屋街付近の梅ノ橋のそばにある居酒屋割烹『田村』に見学させていただきました。 『田村』では、生きたカニを目の前で捌いてくれるので、新鮮なカニのお刺身が食べられるそうです。初めて聞いた時は、思わず「えっ、カニを…生で…?」とこっそり思ってしまいましたが、日本人はなんでも刺身にして生で食べるのが好きなのですね。先輩から他にも、「たくさんの有名人が訪れたことがあるから推しの写真あるかもよ」や、「運が良ければご主人のマジックが見れるかもよ」など、ここは何屋さんなの? と思うような形容もありましたが、行ってみれば居酒屋さんの気軽さと割烹の美味しさが味わえるこだわりあるお店でした。2階には橋の風景が映えるお部屋があり、夜になるとライトアップの景色を楽しめるので人気だそうです。 金沢に来る前に、よく東京のJRの駅で北陸のカニの広告を見かけていましたが、こんなに立派な実物を目の前で捌かれるのには驚くばかりです。 この日に出されていたのは「金沢港」の青いタグ付きの加能ガニでした。手のひらサイズのカニしか見たことないので、カニの足には「指サイズ」の印象を持っていたのですが、目の前のカニの足は、わたしの顔より大きく、しかも素早く動いていました。日本海育ちのカニの特徴でしょうか? そしてご主人のカニを捌く技にも目が離せません。躊躇なく足を落とす包丁の動きを目で追うのが精一杯。気がつくとさっきまで生きていたカニがすでに綺麗に捌かれてお皿の上に並べられていました。 そしてカニを堪能できるうえに、魅力的な料理がいっぱいあります。「カニしゃぶコース」のしめの、独自開発した名物「田村うどん」は、茹でると透き通ってもちもちになって、たくさんのファンが続出しているらしいです。通販でも販売中で、お土産として買って帰る人も多く、一時期「『田村』と言えばうどん」という噂が出たほど人気なので、お店に行ったら食べるしかないですね。他にものどぐろや治部煮など、石川県ならではの料理もあり、外国語メニューも対応しているので、旅の思い出や記念にも最適な一軒です。お腹を空かせてから行きましょう。 ■体験記事はこちら ■ 居酒屋割烹『田村』 住所/石川県金沢市並木町2-18 TEL/076-222-0517 営/17:00〜22:30(L.O.22:00) ※コースは前日までに要予約 ※昼の営業は要予約(6名以上で11:30〜14:00営業) 休/水曜※連休・祝日の場合は営業 席/46席 (1階:カウンター8席・小上がり8席、2階:掘りごたつ3部屋) P/なし ※インボイス登録あり 公式サイトはこちら 公式Instagramはこちら ■担当している海外SNSはコチラ☆ 小紅書(RED)|簡体字中国語(中国) Facebook中国語|繁体字(台湾/香港) Facebook英語

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