パーラーアコ
イタリアンスパゲッティ
650円(税込)
ホームページ「絶メシリストいしかわ」と連動企画。知る人ぞ知る絶品グルメが今、絶滅の危機に瀕している。
失ってしまうにはあまりにも惜しいこのかけがえのない美味しさを、受け継ぎ守り続けてほしいお店を紹介します。
松本清張の小説『ゼロの焦点』の舞台として全国的に知られ、同名映画のロケ地として記念碑が立てられている能登金剛。その有名なスポット「巌門」が見下ろせる高台に、ポツンとドライブイン『ロードパーク女の浦』が佇んでいる。40年以上続くこの店を訪れると、笑顔で迎えてくれるのが岡本澄子さんだ。扱う海鮮には、強いこだわりがあり、知り合いの漁師さん達から海から上がったばかりの食材を仕入れているという。スープ作りに注力した「能登ラーメン」は、醤油スープに海鮮の塩気が溶け合い、互いを尊重しあう味わいになっている。「主人と共に長くやってきた店だから」とこれまでお世話になった人や店に来てくれる客を思い、丹精込めて料理を作る岡本さん。「いつまで続けられるか分からないけど、支えてくれる人のために」と話すその温かい人柄と人々を虜にする料理がここにある。
岡本澄子(おかもと すみこ)さん
今も現役で厨房に入り、野菜の自家栽培やワカメや魚も自身で干すなど、できることはなんでもやっている。
飲食スペース横には、お土産が買える物販コーナーも。
石川県羽咋郡志賀町福浦港19-55-1
Tel.0767-48-1514
営/9:00~18:00
休/不定休 ※12月~3月初旬は休業
席/40席
P/30台
詳細は「絶メシリストいしかわ」のホームページにて。
※掲載されている情報は、2020年4月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。