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【金沢のお正月】縁起物特集2025

金沢のお正月といえば福梅や辻占、福徳などの伝統的なお菓子が有名です。年末年始に金沢を訪れた時にしか買えない、特別なお菓子や縁起物をご紹介。気になる商品はチェックくださいね。

【金沢のお正月】縁起物特集2025

こちらの記事では年末年始の金沢の特別なお菓子や縁起物をご紹介。金沢のお正月といえば、梅のかたちをした紅白の最中「福梅」や、おみくじ入りの砂糖菓子「辻占」が一般的ですが、縁起菓子の「福徳」や紅白の鏡餅なども有名です。縁起菓子などは旅行や帰省の際のお土産としてもおすすめですよ。ぜひチェックしてくださいね。

■福徳せんべい

金沢の伝統的な正月の縁起菓子

金沢近郊のお正月といえば、梅のかたちをした紅白の最中「福梅」や、おみくじ入りの砂糖菓子「辻占」が一般的ですが、「福徳」も金沢らしい縁起菓子の一つです。「福徳」は「ふっとこ」、「ふっとく」、「ふくとく」などと呼ばれます。恵比寿俵や大黒天の打ち出の小槌など、それだけでも縁起のいいものをかたどった最中せんべいの中に、土人形や金華糖(砂糖菓子)で作られた小さな柏犬や招き猫がしのばせてあります。中を割って、初めて何が入っているかわかるので、何がでてくるかとワクワク。一年の運試しの雰囲気もあり、福徳は、誰もが童心に返って楽しめるのが魅力です。福梅、辻占、と一緒に「福徳」で、開運を祝いつつ、お正月を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。

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「福徳煎餅」が正式名称の福徳は現在、県内で製造しているのはわずか数店。立体的なせんべいの中に何が入っているのかと、老若男女問わず盛り上がりそうですね♪

■占い系縁起菓子「辻占(つじうら)」

小さな「おみくじ」を最中種で包んだ縁起菓子

金沢のお正月にいただく和菓子で有名なのが「辻占(つじうら)」。米粉と砂糖を混ぜ合わせ、お花やつき羽根の形に仕上げたもので、江戸時代に作られ始めた縁起菓子の一つ。最中種のようなパリッとしたタイプや、寒梅粉やもち粉を使ったしっとりとした食感のものなど、お店ごとに様々な辻占があります。辻占はまず各自三つずつ手に取り、それぞれの辻占を割って中の小さな紙を取り出します。一つひとつ異なる文面を三つ、つなげて、解釈しながら言葉遊びをして楽しむのが一興なのだとか。金沢弁をそのまま使ったものや、占いっぽいものなど、書かれている言葉も実に様々。現代の言葉ではないもの多く、言葉の意味を調べたり、裏読みして言葉の意味を探ったりして楽しみます。

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「辻(つじ)」とは道が十字形に交差している所を指します。そのため「辻占」は、交差点や十字路を通る人の会話で吉凶を読み解く占いを意味します。なんと万葉集にも登場する、日本の占いの一種なんですって。

■祝菓「福梅(ふくうめ)」

金沢の正月に欠かせない祝菓

12月になると、金沢近郊の和菓子店には正月の和菓子「福梅(ふくうめ)」が並びます。毎年決まった店のものを楽しみにする人、今年はどれにしようかと悩む人、複数買い求めて食べ比べを楽しむ人。甘いものが大好きな金沢市民にとって、お正月に欠かせないお菓子の代表なのです。福梅は「梅の形をした紅白の最中」で、一般的な最中と比べて餡に水飴と砂糖を多めに加え、ねっとりとした食感に仕上っています。理由は正月を迎えるまで、日持ちがするようにするため。和菓子職人に正月休みを取らせるために、日持ちするように作ったという説もあるようですよ。最中皮に少し白くお砂糖をあしらった様は、まさに寒梅の趣きがありますね。

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梅の形の理由は、加賀藩の家紋である「剣梅鉢」をかたどったなど、さまざまな説があるそう。日持ちするので、御歳暮や御年賀などの年末年始の贈答品としての利用もいいですね。

■全国的に珍しい石川県の「紅白」鏡餅

縁起が良い紅白の鏡餅で新年を迎えよう

石川県では鏡餅と言えば「紅白」。全国シェアを誇る某鏡餅メーカーも、石川県用には特別に紅白のものを作っているそうです。理由は様々で、「前田家が祖とした菅原道真公ゆかりの紅梅・白梅にちなんでいる」、「倶利伽羅峠の源平合戦の平氏の赤旗・源氏の白旗を模している」、「農業を重視した加賀藩が五穀豊穣を願って様々な雑穀を入れた餅飾りを施した」など諸説あるそう。いずれにしてもその由来はやはり、加賀藩前田家に献上されたものにあるようです。お正月には、こんな地方ならではの風習がたくさん残っていますので、その由来や意味について考えたりしてみるもの楽しいですね。

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重ね方も注目! 今は「上が赤、下が白」が一般的ですが、お殿様は「上が白、下が赤」で飾っていたそうですよ。なぜ逆になったのか…は諸説あるそうですよ。

※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2024年10月29日)
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金沢のお正月といえば福梅や辻占、福徳などの伝統的な菓子が有名ですが、『諸江屋』の金沢夢菓子「久寿玉(くすだま)」も知る人ぞ知る新春のお菓子。例年、11月下旬から店頭に並びはじめ、1月中旬まで購入できます。 赤いサイコロ型のパッケージの中には、もち米で作られた球形の紅白煎餅(最中皮)が。割り開けると、中には梅型の落雁やおはじきを模した飴、金平糖など7種類の和菓子が入っています。中でも、和三盆を使用した口溶けのよい落雁や、生姜と砂糖を煎餅に塗った甘辛い「柴舟(しばふね)」、金沢ではひな祭りの時に飾られる砂糖菓子「金花糖(きんかとう)」など、金沢の和菓子文化を語る上で欠かせない品々まで味わえるのが魅力。通常の久寿玉とは別に、2024年の干支・龍の土鈴がついている「縁起土鈴付久寿玉」も数量限定で販売されます。 なお、家族が笑顔で過ごす日本のお正月を忘れないようにとの思いから、金沢から江戸までの「道中双六(当時の参勤交代道中、現在の北陸新幹線とほぼ同じルート)」をおまけとして付けているそう。年末年始に金沢を訪れた時にしか買えない、特別なお菓子をご賞味あれ。 ■金沢夢菓子 久寿玉(くすだま) 【金額】1,404円 ※縁起土鈴付久寿玉は1,944円 【内容】小花うさぎ30粒、舞鶴3個、小柴舟3枚、金平糖12個、おはじき飴8個、有平糖笹結び2個、金華糖 小鯛1個 【販売期間】11月下旬~売り切れ次第終了 【賞味期間】60日間 ■落雁『諸江屋』本店 石川県金沢市野町1-3-59 TEL/076-245-2854 営/9:00~18:00 休/木曜 P/5台 ■諸江屋公式WEBサイト

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