【金沢の縁起物】割ると中から菓子が溢れる、『諸江屋』の「久寿玉(くすだま)」
金沢のお正月といえば福梅や辻占、福徳などの伝統的な菓子が有名ですが、『諸江屋』の金沢夢菓子「久寿玉(くすだま)」も知る人ぞ知る新春のお菓子。例年、11月下旬から店頭に並びはじめ、1月中旬まで購入できます。 赤いサイコロ型のパッケージの中には、もち米で作られた球形の紅白煎餅(最中皮)が。割り開けると、中には梅型の落雁やおはじきを模した飴、金平糖など7種類の和菓子が入っています。中でも、和三盆を使用した口溶けのよい落雁や、生姜と砂糖を煎餅に塗った甘辛い「柴舟(しばふね)」、金沢ではひな祭りの時に飾られる砂糖菓子「金花糖(きんかとう)」など、金沢の和菓子文化を語る上で欠かせない品々まで味わえるのが魅力。通常の久寿玉とは別に、2024年の干支・龍の土鈴がついている「縁起土鈴付久寿玉」も数量限定で販売されます。 なお、家族が笑顔で過ごす日本のお正月を忘れないようにとの思いから、金沢から江戸までの「道中双六(当時の参勤交代道中、現在の北陸新幹線とほぼ同じルート)」をおまけとして付けているそう。年末年始に金沢を訪れた時にしか買えない、特別なお菓子をご賞味あれ。 ■金沢夢菓子 久寿玉(くすだま) 【金額】1,404円 ※縁起土鈴付久寿玉は1,944円 【内容】小花うさぎ30粒、舞鶴3個、小柴舟3枚、金平糖12個、おはじき飴8個、有平糖笹結び2個、金華糖 小鯛1個 【販売期間】11月下旬~売り切れ次第終了 【賞味期間】60日間 ■落雁『諸江屋』本店 石川県金沢市野町1-3-59 TEL/076-245-2854 営/9:00~18:00 休/木曜 P/5台 ■諸江屋公式WEBサイト