金沢の中心部から車でおよそ30分も走ると、白山信仰の町、鶴来に入る。『りんどう』は、白山比め神社と道をはさんだ向かい側にあり、昼時になれば、地元はもとより金沢や小松方面からの客でいつも満席状態となる。
　店を入ったすぐのところに大きな囲炉裏があって、そこで岩魚や油揚げを串に差して焼いている。無論、シーズンには手取川でとれる鮎も登場し、客の食欲は大いに刺激されることとなる。
　店の背後は獅子吼高原で、大自然の息吹を体いっぱいに満喫しながらいただく食事の美味しさはなにものにも代え難い。自然の癒しを求め、観光がてら訪れるには最適な場所だ。
※白山比め神社の「め」は「口羊」