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金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店5選

【金沢旅行者必見!】四季を通して新鮮な海鮮を楽しめる金沢。冬に観光客の舌を唸らせるのがズワイガニの石川県ブランドである「加能(かのう)ガニ」や「香箱(こうばこ)ガニ」です。そこで、地元民もおすすめする絶品カニ料理が楽しめる店を厳選してご紹介。茹で蟹や刺身、焼き蟹など、色々な楽しみ方で味わってくださいね。

金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店5選【2024年第一弾】


北陸の冬の始まりを告げる美味・カニ。石川県では能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたズワイガニのうち、9cm以上の質の良いオスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」と呼ぶ。加能ガニの中でも重さ1.5㎏以上・甲羅幅14.5cm以上、尚且つ厳しい基準を全てクリアしたものには「輝(かがやき)」という称号が与えられる。

2024年の石川県内のカニ漁解禁は11月6日頃。二十四節気の1つ「立冬」の前日にあたる。天候が良ければ、船は5日の夜中に一斉に沖へと出航、6日の午前0時の解禁と同時に網を入れる。石川県は比較的近い場所に漁場があるため、カニを積んだ船はその日のうちに港へ戻り、翌7日には鮮度抜群のカニが店頭へと並ぶ。

加能ガニの身は甘みがあり、ツメの部分にまで身がたっぷり。カニ味噌と絡めていただくのはまさに至福のひとときだ。またメスの香箱(こうばこ)ガニも繊細な味わいの身はもちろん、濃厚で真っ赤な内子とプチプチ食感の外子は筆舌に尽くしがたい旨さ。香箱ガニは年内いっぱいと短期間しか漁ができないため、県外にはあまり出回らないまさに地元の味となっている。今回は石川県内で存分にカニを味わえるおすすめの5軒をご紹介。石川県へ訪れる観光客の方はもちろん、地元の方もぜひご賞味あれ。

■居酒屋割烹『田村』

【一年中】芸能人も多数足を運ぶ、金沢話題の居酒屋割烹。

ひがし茶屋街近く、映画やドラマのロケ地としても有名な浅野川にかかる梅ノ橋のそばにある居酒屋割烹『田村』。生きたズワイガニを目の前で捌いてくれるとあって、その新鮮さには定評がある。カニしゃぶや茹でガニ、カニ刺身などのコース料理に加え、ブリしゃぶやのどぐろなどの高級海鮮料理を一年中味わえる人気店。解禁時期には地元の香箱ガニやズワイガニを使った一品料理も提供している。金沢の郷土料理である治部煮や蓮蒸しなども味わえるとあって、石川県に来訪した有名人が1,000人以上来店。13か国の外国語メニューが用意されており、海外の観光客にも好評だ。コースのしめに提供される独自開発した田村うどんも人気で、お土産としてネット購入するファンも多い。

【おすすめのカニメニュー】
「かにしゃぶコース」27,000円(税込)※2名以上、前日までに要予約
【提供期間】一年中

― DATA -
石川県金沢市並木町2-18
TEL/076-222-0517
営/17:00〜22:30(L.O.22:00)
※コースは前日までに要予約
※昼の営業は要予約(6名以上で11:30〜14:00営業)
休/水曜※連休・祝日の場合は営業
席/46席
(1階:カウンター8席・小上がり8席、2階:テーブル席3部屋)
P/なし
※インボイス登録あり
『田村』の公式サイト

■活きな魚 地酒『座吟』

【〜3月末】金沢駅から徒歩3分の立地で50名までの宴会も楽しめる大箱店。

金沢の名勝・兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」のモチーフを配した特別個室や、金箔を壁一面に貼り巡らせた豪華絢爛な空間の個室を完備。掘りごたつ式の個室も多く、カジュアルに食事を楽しめる。鮮度抜群の加能カニは事前に予約すれば刺身や焼き、茹でなど、希望の調理方法で味わえる。他にも郷土料理の治部煮や金沢おでん、能登牛のステーキ、能登もち豚の角煮、加賀野菜と海老の天ぷらなど、ご当地メニューも豊富。石川県の人気銘柄をはじめ、北陸の地酒も充実しているので、料理とのマリアージュを楽しもう。

【おすすめのカニメニュー】
「加能ガニ(焼き・茹で・刺し)」15,000円〜(税込)
【提供期間】】11月6日以降の提供開始~3/31(日)
― DATA -
■活きな魚 地酒『座吟』
石川県金沢市堀川新町2−48サンファーストビル2F
TEL/076-222-5556
営/17:00〜24:00
休/日曜
席/100席  P/なし
『座吟』の公式サイト

■DINING TSUZUMI|ホテル金沢

【~12月末】金沢の冬の味覚 香箱ガニを西洋スタイルで楽しむ贅沢なディナーコース

金沢駅から徒歩約1分の好立地に位置する『ホテル金沢』にて、金沢の名産・香箱ガニを存分に味わうプランが登場している。世界で活躍する料理人HIDE YAMAMOTOシェフがフレンチとイタリアンのエッセンスを加えた「香箱ガニづくしのディナーコース〈極〉」はデザート以外のすべてのメニューに香箱蟹を使用。パスタの「香箱ガニのラザニエッタ」は、カニ身やトマトペースト、エシャロット、にんにくにアンチョビを効かせた香箱ガニのラグーを自家製のラザニア生地に重ねた食べ応えのある一品。メインの「石川のズッパディペッシェ」は、魚介の旨味をたっぷり詰め込んだトマトベースのスープで寒い季節にぴったりだ。また香箱ガニのカニ面や押し寿司のほか、金沢の郷土料理のかぶら寿司や治部煮など金沢の美食が一度に堪能できる「香箱蟹御膳付き宿泊プラン」も提供している。

【おすすめのカニメニュー】
◾️レストラン
「香箱ガニづくしのディナーコース〈極〉」
「香箱ガニ×金沢の郷土料理 香箱蟹御膳」1名:10,000円(税サ込)
【提供期間】2024年11月7日(木)~2024年12月29日(日)
※利用日の3日前までに要予約
レストランの予約はこちらから

■宿泊プラン
「香箱ガニづくしのディナーコース〈極〉付き宿泊プラン」
「香箱ガニ×金沢の郷土料理 香箱蟹御膳付きプレミアム宿泊プラン」
1泊1名 15,050円~(夕朝食・税サ込)
【宿泊対象期間】2024年11月7日(木)~2024年12月29日(日)
※宿泊日の3日前までに要予約
ディナーコース〈極〉付き宿泊プランの予約はこちらから

香箱蟹御膳付きプレミアム宿泊プランの予約はこちらから

― DATA -
■『DINING TSUZUMI (ダイニング ツヅミ)』
石川県金沢市堀川新町1番1号 ホテル金沢1階
TEL/076-223-1201
営/7:00~22:00(L.O.21:30)
席/95席、個室1室(16名様まで可)
『ホテル金沢』の公式サイトはこちら

■味処『高崎』

【〜3月末】旬を生かした割烹料理と日本酒が堪能できる味処。

1971年創業。せせらぎ通りで長年で愛されている人気店。北陸の魚介を知り尽くしており、春はホタルイカ、夏は岩牡蠣、秋は白ガス海老、冬はカニと、四季折々の旬味を提供している。カウンターで一品料理を好きに頼むもよし、個室で会食を楽しむもよしという、使い勝手の良さも魅力。おすすめは大ぶりで鮮度抜群の加能ガニの味を、そのままいただける「加能ガニ刺身」だ。刺身に使用しない身の部分も焼き料理か味噌汁でいただける。なお、カニの予約は不要だが、冬の時期は例年込み合うため、早めに席を予約するのがおすすめだ。

【おすすめのカニメニュー】
「加能ガニ刺身」27,000円〜(税込)
【提供期間】】11月6日以降の提供開始~3/31(日)

― DATA -
■味処『高崎』
石川県金沢市長町1-2-22
TEL/076-231-0116
営/17:00〜22:00
休/日曜(月曜祝日の場合、日曜営業で月曜休み)
席/50席  P/なし
『高崎』の公式サイト

■魚菜と北陸の地酒『吟の小判』

【〜3月末】北陸の新鮮魚介と地酒が自慢の美食居酒屋。

金沢駅兼六園口から徒歩3 分。平日から地元民で賑わいを見せる人気店。北陸の山海の幸を贅沢に使用した料理は、器や盛り付けなど細部にも徹底的にこだわり、舌の肥えた大人を唸らせる逸品が揃う。海鮮料理に定評があり、蟹のシーズンともなれば首都圏から通う人もいるほど。店内は、職人の手捌きが垣間見られるカウンター席の他、 半個室風のテーブル席、最大60名まで収容可能な座敷などバリエーションも豊富。特筆すべきは「黄金の茶室」をイメージさせる総金箔張りの個室。予約で埋まっていることも多いので事前予約がおすすめ。

【おすすめのカニメニュー】
「加能ガニ(焼き・茹で・刺し)」15,000円〜(税込)
【提供期間】11月6日以降の提供開始~3/31(日)

― DATA -
■魚菜と北陸の地酒『吟の小判』
石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢B1F
TEL/076-231-7877
営/17:00〜24:00
休/日曜(祝前日の場合は営業)
席/90席  
P/なし
https://www.ginkoba.co.jp/

※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2024年10月28日)
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蟹(カニ・かに)についてる黒い粒々の正体は? 冬の味覚の王様を美味しく食べるコツをご紹介【季節のトリビア】

蟹(カニ・かに)についてる黒い粒々の正体は? 冬の味覚の王様を美味しく食べるコツをご紹介【季節のトリビア】

①そのカニは何のカニ? 世界には約5,000種類のカニが存在し、日本近海には1,000種類ほどが生息しているそうです。その中で食用として日本で流通しているのは、たったの4種類。ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニです。私たちの住む石川県で「カニ」といえば「ズワイガニ」。細く長い枝のことを「楚(スワエ)」といいますが、細く伸びた脚を持つ姿から「スワエガニ」と呼ばれるようになり、それが訛って「ズワイガニ」と呼ばれるようになったそうです。 ズワイガニは日本各地で獲れるため、産地によって名前が変わります。石川県では能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたズワイガニのうち、9cm以上の質の良いオスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」と呼んでいます。水揚げされる地域によって名前が変わるなんてどの地域でも愛されている証拠ですね。ちなみに、他の名称で有名なのは島根県や鳥取県の「松葉ガニ」お隣福井県の「越前ガニ」などがあります。 ②黒い粒々ついてますか? 魚市場やスーパーの鮮魚コーナーで、まだ元気に脚を動かしているカニたちの甲羅にブラックペッパーのような黒い粒々がついていて、気になった方は多いのではないでしょうか。 「なんか見た目が気持ち悪いし、あの子はやめておこう‥」と思った方、もったいないです!! あの黒い粒々は「美味しさの証拠」なんです。 黒い粒々の正体は「カニビル」という生き物の卵。魚の体液を吸って生きている生き物で、カニに寄生しているわけではないそうです。カニビルが卵を産みつけるのは、カニの甲羅が硬くて安定しているから。「カニビルの卵がついている=カニが脱皮してからの月日が経っている」ことを意味します。 カニは脱皮を繰り返して大きくなるので、脱皮した直後は身の入りが悪く、あまり美味しくないそうです。 逆に「黒い粒々がついている=脱皮して時間が経ち、身が締まっている」という一つの基準になるので、美味しいカニに出会う確率が高くなります。そう考えると、黒い粒々が美味しさの称号のように見えてくるから不思議ですね!!「でも、どうしても気持ち悪い〜」という方は、人には無害なのでタワシなどで洗い流してから調理しましょう。 ③カニを食べると冷える 冬が旬のカニですが、実は体を冷やす作用があるそうです。台湾出身編集者のkumaさん曰く「カニは寒性で体を冷やすため、中国では紹興酒、老酒(長期熟成させた黄酒)の熱燗や生姜茶など体を温める飲み物と一緒に食べることが多いです」とのこと。せっかく美味しいカニを食べたのに、風邪を引いたら悲しいので体を温めてくれる食材と一緒に食べましょう。 ■早速美味しいカニが食べたい!!という方は、こちらをチェック!! ▶▶▶ 金沢の冬の味覚、石川の蟹(カニ・かに)料理を堪能できるおすすめの店5選【2024年第一弾】 参考 ■海幸金沢

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①「甘えび」の正式名称とは? 正解は「北国赤蝦(ホッコクアカエビ)」です。 石川県では能登半島沖合、水深200~700mの海底に生息しており、寿命は約11年あるのだそう。そして驚くことに、甘えびは生まれたときは「全てオス」なんだそうです。5歳前後になると、オスとメスの中間の状態になり、その後メスに変化します。不思議な生態ですね。 透き通った美しい紅色の身を持つ甘えびは、刺身や寿司のように生で食べるのが定番です。獲れたての甘えびはプリプリした食感が、一晩寝かせたものはねっとりとした甘みととろけるような味わいが楽しめます。 ②「金沢甘えび」って何? 日本人にはえびが好きな人が多いと聞きますが、その中でも魚介王国石川県のえび好きはトップクラス。9月〜12月に旬を迎える甘えびの金沢港での水揚げ量は全国トップレベルを誇ります。里山里海の豊かな漁場だからこそ手にできる海からの恵みを心ゆくまで味わってほしい。そんな願いを込めて、金沢の漁師たちが自信を持って出荷できる証としてブランドマークをつけて出荷しているのが「金沢甘えび」です。 「金沢甘えび」を名乗るには ①船が引き上げる最後の網でとれた鮮度が良いもの ②サイズが大きいor子持ちのもの の2つの条件を満たす必要があります。その量は決して多くはありません。「赤い宝石」ともいわれる抜群の鮮度と旨みは、「金沢」を冠するにふさわしい味わいといえるでしょう。 ■早速「甘えび」が食べたい!! という方はこちらをチェック! 【回転寿司まとめ】石川県の人気回転寿司御三家の1つ「もりもり寿し」県内13軒を一挙紹介。  参考 ■海幸金沢

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