小松市在住の作家さんが手掛ける「ジェルキャンドル」は、ayaca限定のオリジナルのアイテムで看板商品の一つ。彩り豊かで透き通ったジェルキャンドルは、手に取って触ると、柔らかでぷるぷるな触感が印象に残る。「ヒカリノタネ」とネーミングされた丸い形をはじめ、雫(しずく)型や氷の形を模った「アイスキャンドル」のほか、縁起物として人気の「金箔入りの瓢箪」、「だるまキャンドル」など、他では目にしないキャンドルが勢揃い。季節に合わせた限定商品も登場する予定だ。

小松市在住の作家による、オリジナルデザインの創作九谷焼の作品にも注目したい。下着のマネキンを模ったユニークな焼き物はなんと箸置き。そのままインテリアとしても飾れる。ピアスやネックレス、ブローチもあるのでファッションのアクセントにぴったり。また、可愛らしいお寿司のブローチは特に観光客に人気だそう。一つひとつ丁寧に絵付けされた作品は、個性的な魅力を演出してくれる。金沢市在住のアクセサリー作家の、ちょっと変わった面白いイヤカフも種類豊富に取り揃えている。キュートなアイテムに会話がはずみ、子どもも大人も一緒になってお気に入り探しの時間が楽しめる。

小松市の布花装飾デザイナー鮫島亜紀(さめじま あき)氏の人気作品「九谷花(くたにか)」と「華美箔(はなびはく)」もお目見え。「九谷花」は、一枚一枚手染した布花に、陶芸家の浅蔵一華(あさくら かずか)氏が絵付けた花小紋や、寺田ひかり氏が創作した梅型九谷焼パーツを合わせた唯一無二のコラボレーション。石川県の伝統工芸･九谷焼を可愛く楽しめるほか、異素材の組み合わせによる上質なアンサンブルが上品さを引き立てる。箔フラワーを用いた「華美箔」は、株式会社箔一との共同制作で、金沢箔(金や銀)を使用しており、ピアス/イヤリングや、ネックレス、ブローチを展開。

能登半島地震への支援として、志賀町在住の作家さんによる「のとあわび」も扱っている。被災地で採れたアワビの貝殻を砕いて、そのかけらを手作業で一点ずつ並べた上品な輝きを放つイヤカフだ。形は丸型･雫型･長方形の3種類で、一つひとつ殻の入り方が異なり、違う表情を見せてくれる。また、『えがお工房8』が製作した水引のアクセサリーのほか、特別な小物やお土産におすすめの作品も続いてご紹介！

『えがお工房8』は、障がいのある方の就労支援を行う福祉サービス。そちらで一つひとつ丁寧に手作りで製作したオリジナルの水引は、ピアス/イヤリングのほか、ヘアクリップやブローチもある。特別なお土産や旅行のお供にもおすすめなのが、畳を表のカバーに使用したオリジナルの御朱印帳。上品な色合いに、気軽に持ち歩ける軽さがポイント。

また、加賀友禅伝統工芸士の古泉良範(こいずみ よしのり)氏が絵付けした「オリジナル金沢こけし」は珍しく、かつ金沢らしさを感じるため、特に海外の観光客に人気だそう。ガラス作家の石﨑志保(いしざき しほ)氏の透明感溢れるオリジナル作品は、ネックレス、ピアス/イヤリング、ブローチを展開。このほか、お土産やインテリアには、先端に色鮮やかなガラスをつけたまち針が人気。自然の中に溶け込む様々なガラスを作りたいとの想いから生まれたのが「枯荷潤硝(こかじゅんしょう)」という作品。蓮の花托という自然の造形を借りて、一つひとつ形に合わせて吹いた艶やかなガラスを埋め込んだ、一点一点唯一無二の作品だ。『ayaca』のショーウィンドウにて展示･販売中。

ランジェリー業界で約20年働いていたオーナーの𠮷田さん。その経験を活かして生まれたのが、金沢らしさをアピールする特別な『ayacaオリジナルランジェリー』。柄のデザインは小松市在住の加賀友禅作家 一川忍(いちかわ しのぶ)氏が手掛けている。ナイロンとポリウレタンを使用した、肌にやさしい高級感ある生地にプリントが可憐に広がる。布の裁断される場所により、柄の配置も一点一点異なる。ノンワイヤーのブラジャーとショーツのほか、ブラウズやワンピースも。ホワイトとイエローの2色で、サイズはサイズはM～LとL～LLを展開。

「ayacaオリジナル金沢ハット」は、𠮷田さんの母親が所持していた着物を、そのまま使用してリメイクしたもの。長い間タンスに眠っていたきれいな着物が、白山市の老舗帽子屋の手により、新たな形に生まれ変わって再び脚光を浴びる。

温かな街並みに溶け込んだ小さなオリジナル・セレクトショップ『ayaca』。踏み入ると、そこにはオーナーの𠮷田さんのこだわりと、作家さんの作品たちが織りなす奥深い世界が広まる。「金沢らしさ」を重視した作品がずらりと並ぶのは、𠮷田さんの「国内外からの旅行者に向けて石川県や金沢の魅力を発信したい」との想いから。石川県内在住の多才なクラフト作家さんに作品が輝ける舞台を提供するほか、ここでしか出会えない唯一無二の作品で、石川県の伝統工芸の新たな可能性を広げたいと語る𠮷田さん。あえてECサイトに手掛けず実店舗だけで販売するのも、実際に店に来て作品に触れるという距離感を大切にしたいから。自分用はもちろん、大切な人へのプレゼントにも喜ばれること間違いなし。世界に一つだけの作品が集まる『ayaca』で、あなただけの特別な一点を見つけよう！