志賀町優良特産品〜新規認定商品〜
「ふるさと納税」で寄附をすると、その自治体の特産品・名産品・特典などの感謝の印「返礼品」として贈られてくる。 各自治体が自信を持って薦める信頼性の高い品々が多いとあって、お取り寄せグルメの感覚で楽しむ人が増えているという。石川県志賀町においては、味・独自性・製法・材料などに優れた商品を厳選して「志賀町優良特産品」として認定し、ふるさと納税の返礼品としても活用している。大地の恵みがたっぷり詰まった米や野菜、肉などの山の幸、西能登で獲れる魚介を中心とした海の幸を中心に、土地の味であるころ柿を使ったお菓子や里浜に打ち寄せられるさくら貝を使った工芸など、海と山に囲まれた志賀町ならではの逸品が種類豊富に揃う。この度、新たに17品目が加わり、ますます魅力が増した。県内の方ならのと里山海道を車で走らせれば約50分。週末、ドライブがてらお出かけを楽しむのにちょうどいい距離だ。県外の方は小旅行を楽しむもよし、お取り寄せして日常に能登半島の自然の豊かさや人の温かさを取り入れるもよし。素材の旨みや個性が伝わる、まだ知らない能登の魅力に触れてみてはいかがだろう。
(R3年度新規認定商品紹介ページはこちら)
■山の幸〜1〜
寒暖の気候、良質な土、清らかな水が育む大地の味わい。
豊かな自然に恵まれた志賀町。清涼な水と豊かな土壌は、米、能登金時、能登かぼちゃ、能登長なす、能登白ねぎなど個性豊かな農作物を育む。特に米は品質、安全・安心、環境配慮にこだわっており志賀米ブランドとして認知が高まっている。今回、世界農業遺産の地域で作付けされる、ふっくら瑞々しい味わいの「志賀町トミヨの里産コシヒカリ」と粒感と粘りのバランスがよく食べ応えのある「志賀町トミヨの里産ひゃくまん穀」が志賀町優良特産品に認定された。また、志賀町は能登地区で最大の大麦の産地。転作の主力作物として年々麦作の面積を広げている。「大麦は体によいのでたくさんの人が気軽に食べられるものを」と作られたのが、大麦の一種であるもち麦を混ぜ込んだ干しうどん「桜貝(さくらがい)のしらべ」だ。麺は増穂浦に打ち寄せられる薄紅色のさくら貝をイメージしたピンクと白の二種類。さくら貝さながらの優しい色合いともちもちとしたのど越しのよさが楽しめる。こちらも新たに認定された一品だ。町内の飲食店にも好評で、提供する店の人気メニューとなっている。道の駅では乾麺にて購入可能。日持ちもするので備えておいてはいかがだろう。
■山の幸〜2〜
海洋深層水に伏流水に湧き水。きれいな水が育む多彩な美味。
能登だいこんや能登白ねぎなどの農作物にしても、漁師町の食卓に合う甘めの味が特徴の醤油などの加工品にしても、作り手に共通するのは「志賀町のよさを知ってもらいたい」という気持ち。伝統の素材や作り方を大切に守りながら、新品種に挑戦したり、アレンジ・改良を加えたりしてブラッシュアップした新商品が次々と生まれている。例えば「能登すいか」。日本海に面した砂丘地帯や能登一帯に広がる赤土地帯において、自然条件を知り尽くした熟練農家が手塩にかけて育てた夏の風物詩。日較差のある能登で、あわてずじっくり育てるので、シャリ感、果汁、甘味3拍子揃ったすいかに仕上がる。すいかを作って60年の農家が新たに手掛けたのが「黒皮 種なしすいか」だ。皮ギリギリまで甘く赤い実が楽しめ、種がないので食べやすい。また新顔が増えているのが日本酒。「竹葉 能登牛純米」は、能登牛と一緒に楽しむためのお酒という斬新な切り口が話題になった。能登牛の甘みを優しく受け止め、能登牛の旨みによく合うよう酸味が引き立つフレッシュな味わいに仕上がっている。どちらも清らかな水の賜物でもある。
■海の幸
新鮮な魚介類の獲れたてのおいしさを封じ込めた逸品。
日本海に抱かれるようにある志賀町では、四季を通じて新鮮な海の幸が漁港に揚がる。極寒の日本海・西海沖が育む極上のズワイガニである加能ガニ、栄養たっぷりの深層水で育った甘えび、素潜りで獲る活アワビ、西海漁港で獲れる活サザエや富来漁港内で育てられる西海サーモンなどはふるさと納税の返礼品の中でも特に人気が高い。獲れたてのおいしさを知る漁師や古くからの地元店が、素材そのもののおいしさを気軽に味わえるようにと様々な加工品を提案している。新たに認定されたのが紅ズワイガニ棒肉とかにみそ。伝統のカニカゴ漁で水揚げされたカニを、新鮮なうちにボイルしただけの天然の味そのままの逸品。鮮度と風味にこだわるため、ボイル直後に冷凍するため旨みが保たれている。また志賀町地内にて養殖されている能登うなぎも注目株だ。品質安定剤や魚の抗生剤を一切使わない、全国でも珍しい無投薬で育てているため、安全で安心。地元の水でストレスなく育った能登うなぎは臭みがなく肉厚。炭火でふっくらと蒲焼きにしてから、瞬間冷凍した一品は間違いなく志賀町の新名物。数に限りがあるため早めにチェックしたい。
■お菓子
自然な甘さが心地いい、ティータイムや贈り物にぴったりのスイーツ。
志賀町には、能登志賀ころ柿を使ったスイーツがたくさんある。ころ柿は地理的表示保護制度(GI)認定を受けた品。GIとは地域で長年培われた伝統的な生産方法や、生産地の特性が品質などの特性に結び付いている産品を、品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護する制度。簡単にいうと「ここにしかない」味を国が保証し守ってくれるというものだ。よって、ふるさと納税の返礼品の中でもGIマークがついたものは特に信頼がおける証。柔らかく上品な甘さが特徴のころ柿だが、色合いの美しさや香り高い風味を生かしてパウンドケーキやシャーベット、羊羹など様々なスイーツが誕生している。糖度をあげたもの、セミドライにしたもの、チップ状にしたもの、などを素材とし、それぞれにころ柿の豊かな魅力を伝えている。また、昔から地域に伝わる干しいもやしょうがの蜜菓子も後に続けと奮闘している。豊かな大地の滋養たっぷりのさつま芋をふかして干しただけの干しいも、畑で育った生姜をスライスし砂糖で水分を出した後、じっくり煮た後火にかけて乾燥させた菓子。保存料などを一切使わない自然がもたらす癒しの味。子どもからお年寄りまでみんなで味わいたい優しさがある。
■志賀町紹介
浜風を感じるアクティビティと里山里海の美味で土地の魅力を満喫。
自然豊かな志賀町は、心身をリセットできる癒しの場所として人気。なだらかな丘陵地には別荘やペンションが建ち並び、海岸沿いにはキャンプサイトやケビン、バーベキュー場がありリゾート地としても注目を集めている。増穂浦の浜辺は、日本小貝名所でもあり、砂浜に吹き寄せる薄紅色のさくら貝を拾い集める楽しみがある。近年、登場したのがバギーとセグウェイ。「8サンドバギー」は、8輪駆動のパワフルな乗り物で、ガイドが運転するバギーで風を切り、全身で海を感じながら砂浜を疾走できる。セグウェイは乗り手の体重移動によって操縦する電動立ち乗り二輪車。心地よい潮風を受け、キャンプサイトや海岸近くの遊歩道の走行が可能だ。これらの本格オフロードマシンがアクティビティとして導入されるのは北陸初。また志賀町に訪れたらぜひ味わってほしいのが「西能登おもてなし丼」。里山の恵みと能登沖の海の幸など、食材が豊富な志賀町ならではの地産地消メニューを「西能登おもてなし丼」として、町内17の飲食店が提供中。朝獲れの新鮮な魚介をたっぷり使った海鮮はもちろん、能登牛や能登豚、志賀町産の野菜やお米や水など、各店それぞれに趣向を凝らした逸品揃いだ。
■詳しくは下記にてご確認ください※外部サイト
・志賀町優良特産品サイト
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石川県羽咋郡志賀町末吉千古1-1
(志賀町本庁舎)
TEL/0767-32-1111(代表)
問合せ/志賀町本庁舎
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※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。(更新日:2022年03月31日)