観光情報サイト 金沢日和

金沢観光/グルメ/イベント|地元編集者のとっておき情報

石川や金沢、加賀、能登のおすすめ情報を地元編集者が地元のトピックスを中心に、へぇ、そうだったのか、とか、これは役にたつ!などの情報をお届けします。

金沢観光【歴史と伝統】長町武家屋敷跡、野村家、老舗記念館など、歴史スポットを巡る

歴史と伝統にあふれる金沢は、歴史好きにはたまらない街。藩政時代に武士が暮らしていた屋敷跡を散策したり、加賀藩祖前田家の遺品に悠久のロマンを感じたり、伝統的な町民文化を学んだり。歴史的な散策を楽しめる半日モデルコースご紹介します。

知ると<br>楽しい<br>
知ると
楽しい

まるで江戸時代に迷い込んだかのような風景を残す長町武家屋敷跡。テーマパークや映画のセットと勘違いする人もいるとかいないとか。ほとんどの家には人が住んでいる住宅街なんですよ♪

【目安:5時間】江戸時代にタイムトリップ!歴史と伝統満喫コース

1

長町武家屋敷跡界隈

城下町・金沢らしい土塀や石畳の小路が残る『長町武家屋敷跡界隈』。藩政時代には中流の藩士の屋敷が軒を連ねており、伝統環境保存区域および景観地区に指定。今でも趣のある景観が維持されている。江戸時代に作られた古地図のままの町割りが続いており、まるでタイムトリップしたかのような気分で街歩きを楽しめる。


約2分
2

武家屋敷跡 野村家

長町武家屋敷跡界隈で唯一、一般公開されている。高低差のある庭園は、樹木、灯籠、庭石、曲水が見事なバランスで配置され、日本庭園の美しさが広がる。特に樹齢400年を超えるヤマモモやシイの古木、「濡れ縁(ぬれえん)」に迫る曲水の調和は見事の一言。世界的な評価も高く、2009年発行『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として紹介。


約3分
3

金沢市老舗記念館

藩政時代からの薬種商「中屋薬舗」の建物を移築し、伝統的な町民文化のあれこれを伝える資料館。文化的に価値のある建物を保存し、歴史ある薬屋を当時のまま再現。金沢の伝統的な婚礼模様を展示するコーナーでは、結納の豪華な加賀水引や、美しい工芸菓子を見ることができる。そのほか、金沢で老舗として知られる和菓子屋、酒蔵、料亭などの紹介も。


約1分
4

前田土佐守家資料館

加賀八家と呼ばれる重臣の一員として、最高職「年寄役」を担ってきた加賀藩の名家「前田土佐守家」の資料館。古文書、武具、書画等の歴史的に価値のある資料が保存・公開されている。館内は1階と2階にある展示室を中心に、様々な設備によって古都「金沢」が多角的にアプローチされており、見る人を飽きさせない。


約7分
5

石川四高記念文化交流館 ※休館中

旧第四高等学校、略称:四高(しこう)の校舎を利用したモダンな建物。明治24年築のレンガ造りの建物は、国指定の重要文化財。正面から見て左半分は無料ゾーンの四高記念館。右半分の有料ゾーンである石川近代文学館では、石川県ゆかりの文学者の資料を展示。そのほか、ミュージアムショップ、レトロ衣装体験ルームなども併設。


知ると<br>楽しい<br>
知ると
楽しい

金沢の冬の風物詩として知られる「こも掛け」は、例年12月に行われます。長町武家屋敷界隈の特徴である「土塀」が凍結や雪による損傷を防ぐため、わらで編まれた「こも」で覆っていきます。こも掛けの作業風景は毎年ニュースになるホットな話題です。(見学可)

知ると<br>楽しい<br>
知ると
楽しい

戦災を免れた金沢は、400年以上前に造られた城下町のかたちが色濃く残されています。ここで注目したいのが土塀の高さ。賊が忍び込むのを防ぐには少し低め。でも道行く人に美しい庭木を見せるには、ちょうどいい高さなんだとか。塀の高さは加賀藩士たちの美意識の表れというわけですね。

【お立ち寄りスポット】

1

POP BY COFFEE

(中央通町エリア)

元精肉店の跡地にオープンしたカフェ。大きなガラスが広がる開放感あふれる空間が特徴。朝8:30より開店し、数量限定のモーニングも提供している。季節の食材を使用したこだわりのスイーツやドリンク、淹れたての味わい深いコーヒーなどが人気。思わず微笑んでしまう「スマイルクッキー」などの自家製焼き菓子もあるので、手土産にもおすすめ。


2

Mito

(香林坊エリア)

せせらぎ通りにあるめがねのお店『Mito』。店名はイタリア語で「神話」「伝説」を意味するという。鎌倉出身のオーナー厳選のアイウエア、メガネ雑貨、子どもメガネなどが並ぶ。店内のサングラスは北陸最大級で300本以上が並び、自由に試せる。併設したカフェでは、街歩きの一休みにぴったりなコーヒーやドリンク、自家製プリンや週替わりの焼き菓子などを提供。


3

昼どころ髙﨑

(香林坊エリア)

高級ブランド食材「加能ガニ」の刺身と焼きを昼から味わえる人気店。石川県のカニ漁が解禁となる11月〜3月までは、石川県産の本ズワイ「加能ガニ」を1組1杯必ず注文するスタイル。4月〜10月は朝獲れの新鮮なアジを堪能できるセットが登場する。名物の「カニクリームコロッケ」は、同店が洋食屋としてスタートした46年前からあるファンの多いメニュー。


◎今回のエリア

知ると<br>楽しい
知ると
楽しい

「長町」の地名の由来は、かつてこの地区に住んでいた加賀藩八家の1つ、長氏の屋敷があったことや、長い町筋であったことなど諸説あるそう。「昔、侍が住んでいたエリア」と伝える際に、こういった「小ネタ」を伝えれば、海外・県外観光客は喜ぶこと間違いなし♪

知ると<br>楽しい
知ると
楽しい

今回の「歴史と伝統満喫コース」はいかがでしたか? これまでご紹介したコースを小ネタと共にコンパクトまとめた『金沢観光【モデルコース】』もおすすめです。
>>>こちらから

※掲載されている情報は、2024年5月以前に取材した内容です。時間の経過により実際と異なる場合があります。

おすすめ情報

能登日和

能登日和 ≫

お仕事日和

お仕事日和 ≫
掲載記事・写真・図表等の無断転載を禁止します。また一部の画像は石川県及び金沢市提供の写真を使用しています。
(C) 2024 金沢の観光やグルメ 金沢日和 kanazawabiyori