【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】金沢観光中に絶対寄りたい人気のパワースポット!歴史と文化が息づく、魅力溢れる神社。|石川県金沢市『金澤神社』
こんにちは、金沢日和編集部・台湾出身のkumaです。 連載「kumaの金沢散歩」を担当し、日々、様々な発見をして楽しく過ごしています。わたしにとっての新発見もあるけれど、地元の方にとっては金沢の再発見につながることもあるそうです!これからも、魅力あふれるこの土地を一緒に巡り続けられると幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 兼六園の随身坂出口のすぐ近く、自然に囲まれた静寂に鎮座する『金澤神社』。5年前、『ツルネ -風舞高校弓道部-』に登場した弓道場を探すために、初めて金沢に観光しにきた際にも訪れた、わたしの思い出の場所です。ここで暮らしていくにつれ、観光だけでは知り得なかった魅力を少しずつ知ることができて嬉しいです。 兼六園に隣接している金澤神社は、学問の神様として有名な菅原道真公を主祭神とし、災難除・金運の神である白蛇龍神や、商売繁盛の神である稲荷大明神も祀られています。年間を通して、学業成就・商売繁盛・災難除けなどのさまざまな祈願のため参拝する人が多いそうです。 静かな境内の一角には、金沢の地名の由来とされる「金城霊澤」が鎮座しています。昔、藤五郎という農夫が山から掘ってきた芋をここで洗うと砂金が出てきたことから、「金」を洗う「沢」で「金沢」の地名に繋がったらしいです。 手水舎では「金城霊澤」から汲み上げた霊水を使用しており、24時間自由に手水舎からお水取りも可能です。水質分析の結果、「金城霊澤」の霊水は、日本百名水として知られる、富山県上市町の「穴の谷の霊水」と似通った成分パターンで、カルシウム・鉄分を多く含んでいるそうです。また、飲用に適しているかどうかの「水質試験」を毎年行っているので、安心して利用しましょう。 美しい朱塗りの拝殿は、国の登録有形文化財にも指定されています。内部にはウサギやタヌキ、鹿や龍などが描かれた、36枚の天井画が見られるそうです。 そして、願いを込めて五円に結ぶ「結び守り」は、5年前に初めて来たときに一目惚れしました。日本の伝統工芸である「水引」の新しい可能性を模索するプロジェクトで、「金澤神社×津田水引折型×金沢の学生」のコラボが実現したそうです。厄除・縁結などの願いが込めた想いを結ぶ水引本来の意味を踏まえ、五円玉を水引に結ぶことで願いを叶えるという素敵な発想から生まれた、新しいお守り。金澤神社に参拝後、ぜひ手に取ってみてほしいです。 ■「水引お守り 金沢イノベーションプログラム」の詳細はこちら 種類豊富なお守りのほか、子ども向けの「こどもおみくじ」や、水に浸して文字が浮かんでくる「水みくじ」もあります。演出も含めて楽しめる「水みくじ」を、手水舎にある霊水で、ぜひ試してみてくださいね。 たくさんの願いを載せた絵馬を眺めていると、「志望校」「合格」「合格祈願」などの単語がよく目に留まります。切実ながらも、純粋無垢でまっすぐな願いたち。自分の受験期を思い出しながら、なぜかこころが洗われたような気がしました。わたしも次の試験に臨む前に、このような清い気持ちになれるようにまた訪れたいと思います。 ■金澤神社 住所/石川県金沢市兼六町1-3 TEL/076-261-0502 参拝時間/24時間 社務所受付時間/9:30〜17:00 公式サイトはこちら 公式Instagramはこちら ■担当している海外SNSはコチラ☆ 小紅書(RED)|簡体字中国語(中国) Facebook中国語|繁体字(台湾/香港) Facebook英語