金沢市民は日本一のレンコン好き?! 加賀野菜の1つ「加賀れんこん」の魅力をたっぷりご紹介【季節のトリビア】
2024年11月6日(水) | テーマ/エトセトラ
そもそも加賀野菜とは?
加賀野菜は「金沢市農産物ブランド協会」が認定した15品目の伝統野菜のことです。1945年(昭和20年)以前から栽培されており、現在も石川県金沢市を中心に栽培されています。
なぜ1番最初に加賀れんこんを紹介したかというと、2021年(令和3年)~2023年(令和5年)の1世帯(2人以上の世帯)当たりの品目別年間支出金額において、金沢市の「れんこん」の平均購入金額が全国1位だったからです。金沢市民は日本一のれんこん好きなんですね。
れんこん基礎情報
◾️旬
8月下旬〜翌年5月下旬
◾️夏のれんこんの特徴
「新れんこん」とも呼ばれ、細くて白っぽくみずみずしさが特徴。薄くスライスして、刺身として食べることもできるとか。
◾️秋冬のれんこんの特徴
「晩秋れんこん」とも呼ばれ、粘りのあるねっとりとした食感が特徴。れんこんには穴が空いているので「見通しがきく」という縁起の良い食材としておせちに使われます。
また先端の方はシャキシャキ、根本の方はモチモチといった節ごとの食感の違いを楽しめるのも、れんこんの魅力です。
◾️産地
れんこん栽培が盛んなのは、金沢市北部の小坂・河北潟地区。石川県では加賀藩5代藩主前田綱紀の頃かられんこんが栽培されていたそうです。
◾️収穫方法:鍬(くわ)掘りと水掘り
◾️れんこんの効能
いつ食べても美味しいれんこんですが、喉が痛いとき、乾燥した咳が出る時には特におすすめです。れんこんは炎症をしずめて潤いを補う力があるそうで、特に「れんこんの節」はその効果が高いとか。れんこんをすりおろして、出汁や味噌で味を整えたれんこんのすり流し汁は、簡単なのにとっても美味しくておすすめです。農家さん曰く、母乳の出が良くなるので産後のママにもおすすめだそうですよ♪
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