地元編集者”RICO”がおすすめ!今行ける楽しめる 能登一周旅。
2024年10月1日(火) | テーマ/観光

能登の情報発信メディア『能登日和』。震災からの復旧復興を願いながら、全国から能登にたくさんの人が遊びに来てほしいという思いで情報発信を続けています。 今回は、地元編集者RICO が実際に足を運び、現地の状況を確かめた、1日で回ることができる「今行ける能登」のおすすめモデルコースをご紹介します。
■朝 8:00
【金沢駅 出発】
天気もよくて気持ちのいい日! 今回の1日旅の起点は金沢駅
世界で最も美しい駅14駅のひとつにも選出されている金沢駅が今回の旅の出発点。新幹線で石川県にいらした際はこの大きな「鼓門」でぜひ記念撮影してみてくださいね。
能登を観光するならレンタカーが便利です。参考MAPはこちら。
いざ金沢駅を出発!まずは「のと里山海道」に向かって車を走らせました!
■朝 9:00
【千里浜なぎさドライブウェイを走行】
能登の玄関口、全国で唯一!車走行できることで有名な砂浜の道路
「千里浜なぎさドライブウェイ」はのと里山海道「千里浜IC」降りてすぐ。広がる日本海を眺めながら気持ちよくドライブしました!午後になると海水浴に来る人たちで賑わうこの海岸は日本で唯一の軽自動車や大型バスも走行できる砂浜。毎年開催されるバイクイベントには全国からたくさんの人が訪れます。少しだけ車を下りて海風を感じながら砂浜をお散歩してみるのもおすすめです。
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■朝 10:00
【金榮山 妙成寺で歴史を堪能】
能登の重要文化財10棟、石川県指定名勝と文化財を3棟も有する見どころ満載の寺院
20分ほど車を走らせて、同じ羽咋市の妙成寺へ。700年以上前に日蓮聖人の孫弟子によって創設されたこちらの寺院。羽咋のシンボルとしても親しまれている五重塔をはじめ、多数の文化財を有しています。春は桜やノトキリシマツツジ、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は雪吊りと、四季折々の景観も魅力的です。前田家ゆかりの寺院としても知られ、建物ひとつひとつに歴史を感じ、境内に広がる自然にも癒されました。能登の復興を祈ってお参りし、次の目的地へ。
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■午前11:30
【のと里山里海ミュージアムで能登の歴史を学ぶ】
体験型の展示で、能登の里山里海の自然・歴史・文化を学べる体感ミュージアム
こちらのミュージアムは国指定史跡「能登国分寺跡」に隣接する『能登歴史公園』の中に2018年にオープンした施設です。能登全体の里山里海の営みや七尾市独特の伝統文化を、より多くの人にわかりやすく伝えるべく、さまざまな体験型の資料が展示されています。
建物内に入ると思わず写真を撮りたくなる美しいエントランスがお出迎え。能登半島の見どころが一目でわかる絵地図「のと空中散歩」が描かれています。展示室では七尾湾(内海)と富山湾(外海)の異なる海の特徴を紹介するコーナーや、能登国の政治・経済・物流の拠点として古くから栄えた七尾の歴史自然と共に生きてきた昔の人々の暮らしを知ることができ、能登の旅がより一層、楽しくなるような内容ばかりでした!
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■昼 12:30
【七尾港に到着!能登 食祭市場で新鮮な能登グルメに舌鼓】
能登最大の漁港である七尾港に隣接した市場
七尾の中心地にある能登 食祭市場。新鮮な能登グルメを楽しめるこちらの施設も、浸水の被害に遭いながら、現在は一部営業を再開されています。野外イベント開催時には浜焼きを楽しむことができますし、ご自宅で楽しめる能登の食材を買うならぜひこちらに!近隣の飲食店さんも営業を再開されているところが増えてきているので、気になるお店があったらぜひ美味しい能登の幸を堪能していってくださいね!
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~能登島大橋を通過~
次の目的地がある能登島へ。車を走らせると、大きな橋が見えてきました!通常、能登島へのアクセスはツインブリッジと能登島大橋の二つ。震災直後は両方の橋が通行止め状態でしたが、現在はこの能登島大橋のみ通行可能になりました。美しい七尾湾の景色を眺めながら問題なく通過することができました。
■午後14:00
【能登島水族館で日本海の生き物とふれあいのひととき】
7月から一部営業を再開した『のとじま水族館』
県外に移していた生き物を戻すなどして、マゼランペンギンやウミガメなど、水族館の人気者たちが順次戻っていました。水槽では多くの魚たちが気持ちよさそうに泳いでいて、子どもから大人まで楽しめる空間です。ペンギンのお散歩ショーや幻想的なクラゲのアートに癒されました。帰りにおみやげコーナーで思い出の品をひとつ見つけるのもいいですね。近隣のイルカ体験施設やガラス工房などのお店も再開し始めています。お時間のある方は予約されてみるのもおすすめ!
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■夕方17:00
【能登島 出発】
再び『里山海道』にのって金沢へ!
■夕方18:30
【金沢駅 到着】
七尾からの所要時間は約90分。帰りは夕日を眺めながら無事金沢に到着しました!
— 能登一周旅 を終えて —
震災から半年。能登の美しい自然の風景は変わらずそこにあって、そこで暮らす人たちも笑顔で自分たちに出来るところから進もうとしている。そんなことを実感した1日でした!
日々、復旧に励む方々の努力により、道はかなり整備されていて金沢~七尾地域までの旅を問題なく楽しむことができました。一部、工事中の道路もあるものの、ほぼ以前と変わらない感覚で通行できています。営業を再開し始めた施設・お店も日が経つごとに増えてきているので、能登に来てくださった際はぜひお立ち寄りいただきたいです!
被災されたお店さんの中には「まだ一部再開という状況で大手を振って能登に来てください!とは言えないが、元気に営業しているので、日帰りでも遠慮せずに来ていただきたい。」と話す方もいらっしゃいました。
これから、秋冬にかけて見どころも増える能登ですので、里山里海の美味しいものが食べたい、自然に癒されたいと思ってくださった方は是非、今回の記事を参考に能登にいらしてくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました!
地元編集者 RICO
【編集者紹介】RICO/石川県出身。能登で生まれ育ち、地元の美味しいご飯屋さんやカフェめぐりが大好き。いまハマっている能登のお菓子は「いがらまんじゅう」。今後も、私 地元編集者 RICOが、地元民だからこそお伝えできる能登の魅力やお出かけ情報をみなさんにお届けして行きますので、次回の特集もお楽しみに!
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