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【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】雨の多い金沢に「傘みくじ」があるのって知ってました?|石川県金沢市『犀川神社』

2024年4月15日(月) | テーマ/エトセトラ

こんにちは、金沢日和編集部・台湾出身のkumaです。
連載「kumaの金沢散歩」を担当し、日々、様々な発見をして楽しく過ごしています。わたしにとっての新発見もあるけれど、地元の方にとっては金沢の再発見につながることもあるそうです!これからも、魅力あふれるこの土地を一緒に巡り続けられると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


日本にくる前に、『神様はじめました』、『ノラガミ』、『千と千尋の神隠し』、『夏目友人帳』など、神道やアニミズムを題材としたアニメ作品をよく鑑賞していました。アニメをきっかけとして、日本的な宗教性をはじめ、神道に影響を受けた精神文化などにも興味を持つようになりました。日本の大学に入学後、日本の宗教に関する授業を履修したり、神社巡りしたりする中で、「御朱印集め」も始めました。寺社を参拝した証としていただく「御朱印」は、神仏とのご縁の記録としても知られています。旅の思い出としてはもちろん、知人のいない日本で暮らすうえの心強さにも繋がったりしますので、大切にしています。金沢にきてからも、たくさんの魅力的な神社・寺院に出会えました。より多くの方々に知ってほしいと思い、これからも神社巡りを不定期に更新する予定なのでぜひ見てみてくださいね。


金沢に引っ越してきた去年の秋、犀川沿いを散歩していたときに、『犀川神社』と出会えました。周りにバス停がなく、観光客の姿もあまりない静かな、犀川の守り神のような神社です。小さな神社ですが、魅力がいっぱいで楽しい時間を過ごせました。


手水舎に結ばれていた、傘の形のおみくじに目を引かれ、風に揺れる様に心が癒されました。初めて見る面白いおみくじを引いてみたいと思い、社務所を探していたところ、引き扉の前に辿り着きました。


「お礼 お守り ご朱印等
お問い合わせの方は
右手のインタホーンにてお知らせください」

と書かれた張り紙があったのですが、最初は押していいものなのかかなり迷ってしまいました。たくさんの神社に参拝してきましたが、インタホーンで呼び出すかたちの社務所は初めてでした。周りに誰もいなかったので、誰かに尋ねることもできず、手を震わせながら勇気を振り絞ってインタホーンを押しました。要件を言うと「はーい、中へどうぞ」との返事があり、恐る恐るに引き扉を開けて入ったら、宮司さんが温かく迎えにきてくださいました。どうやらこの引き扉の奥が社務所であっていたようです。これから行かれるみなさんはわたしのように不審者みたいに扉の前でうろうろせずに、迷わず安心してインタホーンを押しましょう。


「手水舎で傘のおみくじを見ましたが…」と伝えたところ、「あ、あれは期間限定のものですね」と返されました。梅雨の時期に出している、期間限定の「傘みくじ」です。わたしの様子がよっぽど「ひいてみたい」という雰囲気だったのか、宮司さんが在庫を探してくださり、購入ができました。おみくじを引いて、カバーを外して本物の和傘のように押して開けるおみくじになっています。運勢を表す「雨(小吉)」、「快晴(大吉)」、「大雨(末吉)」などの独特な表現にも要注目です。運が微妙みたいで「大雨」と「雨」しか引いたことないので、ほかに何があるか、引いたらぜひ教えてほしいです!


なお、梅雨季節限定の「傘みくじ」のほか、春限定の花ひらく「さくらみくじ」や、七夕に合わせた7月限定の「星にねがいみくじ」もあるそうです。どれも期間限定なので、季節ごとに足を運んでみたいですね。また、お正月限定の「開運みくじ」は毎年人気で、お目当ての方は早めに行くのがおすすめだそうです。わたしも次のお正月に出会えるのを楽しみにして頑張ります。


御朱印は、通常のデザインに加え、季節限定や月替わりのデザインもあります。ぜひ月参りしてコンプしたいものですね。なお、小さいですが魅力がいっぱいの神社同士で、『波自加彌(はじかみ)神社』との合同企画「金沢二社めぐり」として、共通の切り絵の御朱印も頒布しています(期間・数量限定)。日本唯一香辛料の神様を祀る神社『波自加彌神社』にも、いつか行ってみたいですね。


『犀川神社』では、毎月の1日に参拝者の毎月の健康と安泰を祈願する祭典「おついたちまいり」を執り行っているほか、年間を通して数々の季節行事も予定しています。なお、毎月始めの10日間程、手水舎は季節の花で彩る花手水になります。眺めるだけで心が洗われるような気分になりますね。

犀川沿いにぽつんと鎮座する小さな神社ですが、魅力がいっぱいでわくわくが止まりませんでした。みなさんもぜひ季節のおみくじを探しに行ってみてくださいね。

■犀川神社
住所/石川県金沢市中央通町16-1
TEL/076-231-7295
社務所営業時間/平日は不在の場合あり(御朱印は書置き対応)、土日祝9:00〜16:00
※土曜日曜祝日は社務所在中。平日は不在の場合もありますので、御朱印、授与品、おはらいをご希望の方はお電話にてご確認ください。

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台湾出身の編集者kuma

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台湾出身、中国大陸育ち。中国語(繁体字・簡体字)はもちろん、日本語能力試験は1級(満点)、英語はビジネスレベルというトリリンガル才女。趣味はカメラで、かき氷と聖地巡礼が好き。

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