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【台湾出身編集者kumaの金沢散歩】石川県が誇る美術工芸品「九谷焼」の専門美術館『石川県九谷焼美術館』を訪問。

2024年1月9日(火) | テーマ/エトセトラ

こんにちは。
金沢日和編集部に10月から入社いたしました、台湾出身のkumaです。
この度、初めて住む金沢の不思議発見・魅力発信を目指し、連載を担当させていただくことになりました。
「kumaの金沢散歩」、どうぞよろしくお願いいたします。


推しがかき氷好きなので、いつの間に自分もかき氷にハマってしまいました。金沢に来てからも、街中のかき氷屋さんを巡ってみました。通常、透明なガラスの器を使用することが多いですが、とあるお店の器、コップとお皿が色鮮やかで特徴的だったのが印象に残りました。2回目の訪店に、店員さんに尋ねたところ、店内で使用する器は石川県の伝統的工芸品である「九谷焼」だということがわかりました。初めて聞く「九谷焼」に興味を持ち始め、色々調べてみました。

石川県の代表的な美術工芸品の一つである「九谷焼」は、大胆的な構図と鮮やかな色彩で絵付けされた色絵磁器です。長い歴史の中に様々な要素を取り入れて発展し、変貌を遂げた九谷焼は、工芸品の枠を超えて美術品として、世界中でも高い評価を得ています。今回は、その発祥地の石川県加賀市にある、日本で唯一の九谷焼専門の美術館『石川県九谷焼美術館』に行ってきました。

加賀市立中央図書館に隣接した「古九谷の杜親水公園」内にある『石川県九谷焼美術館』は、九谷焼の歴史を辿り、九谷焼を網羅的、専門的に紹介している日本で無二の研究機関です。入り口の看板、ドア横に設置している傘入れなども、「九谷五彩」と呼ばれる「緑・黄・紫・紺青・赤」の色が華やかに輝いています。館内随所に渡り、九谷焼の要素を取り入れており、磁器の形にとどまらず、美術としての魅力も伝わります。

九谷焼の誕生は、江戸時代前期に遡ると推測されています。鉱山開発を進める中、当時大聖寺藩領内にある九谷村で磁器の原料となる陶石が発見されたことが、磁器生産の始まりのきっかけになったと言われています。そこで磁器を焼く窯を築き、「九谷村」の地名にちなんで「九谷焼」と呼ばれるようになりました。館内では、常設展に加え、期間限定の企画展を通し、九谷焼の誕生から、一時的な閉窯、再興、そして現代芸術としてのあり方を詳しく紹介しています。

美術館での鑑賞が終わった後、2階にある『茶房古九谷』で、所々に設置している九谷焼作家さんの作品を眺めながら、芸術的なカフェタイムが過ごせます。併設のミュージアムショップにて、スタッフが厳選した九谷焼の器やオリジナルグッズ、書籍などの購入も可能なので、美術館での思い出を形にする素敵な記念品になりますね。

■石川県九谷焼美術館
住所/石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13
TEL/0761-72-7466
営/9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
定休日/月曜 (祝日の場合は開館) ※年末年始(12月29日~1月3日) は休まず開館
公式サイトはこちら
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■茶房古九谷
TEL/0761-72-6366
営/9:30~17:30 (L.O. 17:00)
定休日/月曜(祝日の場合は開館)、12月30日~1月1日


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台湾出身の編集者kuma

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台湾出身、中国大陸育ち。中国語(繁体字・簡体字)はもちろん、日本語能力試験は1級(満点)、英語はビジネスレベルというトリリンガル才女。趣味はカメラで、かき氷と聖地巡礼が好き。

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