加能ガニも能登牛も! ふるさと納税の「お礼」で注目される志賀町の特産品
志賀町は里山里海の魅力が詰まった「幸」が満載。
石川や金沢、加賀、能登のおすすめ情報を地元編集者が地元のトピックスを中心に、へぇ、そうだったのか、とか、これは役にたつ!などの情報をお届けします。
2023年12月15日(金) | テーマ/
「金沢を探り、金沢を愉しむ」をモットーに、とっておき情報をお届けしている当サイト。今回は「金沢」という枠を超えて、日本という単位で調べてみたことをお届けします。
お得な制度だと言われている「ふるさと納税」。2023年現在、日本全体の約7.2%にあたる約890万人が利用しているそうですが、みなさんは利用していますか?ブランド肉の塊、新鮮な魚介類、高級フルーツといった自分ではなかなか買わない嗜好品や、お米やトイレットペーパーなどの日用品なども届く「お得な制度」というイメージがあるのではないでしょうか。と同時に「やってはみたいけれど、どんな制度なのか実はよくわかっていない」と二の足を踏んでいる方も多いのでは。実はこの記事を書いている私もその1人。今年の疑問は今年のうちに! ということで、ふるさと納税について調べてみました。
①そもそも、ふるさと納税とは?
簡単に言うと「好きな地域に寄付をすると、お礼の品がもらえて、納める税金が控除される仕組み」です。もう少し具体的に言うと、自分が住んでいる地域とは別の「イチ推し自治体」に寄付をして、お肉やお米などの特産品を「返礼品」として受け取ることができます。ふるさと納税で寄付されたお金は、寄付の際に使い道の指定ができることが多く、地域の活性化に向けた取り組みに使われます。
②どういう仕組みなの?
ふるさと納税をすると、寄附金から2,000円を引いた金額が、翌年に所得税・住民税から控除されます。例えば、ある自治体に2万円寄附したとすると、翌年所得税・住民税から1万8,000円が控除されます。金銭の収支では2,000円マイナスになるのですが、自分のお気に入りの自治体を応援できることや、その地域の特産物をもらえるのが特徴と言えます。
③どんな手続きをするの?
ふるさと納税をためらう人の大きな理由の1つが、確定申告などの手続きのこと。実は手続きの煩雑さを解消するために「ワンストップ特例制度」が2015年に創設されているのはご存知ですか? いくつかの条件はあるものの、この制度を使えば、確定申告が不要になります。■詳しくはこちら
④オススメのサイト
この記事を書く際に参考にしたのが「ふるさと納税ガイド」というサイトです。ふるさと納税を受け付けているサイトはたくさんあり、どこから申し込みをするのかが、1つのハードルと言えます。こちらの「ふるさと納税ガイド」は、大手21社の「ふるさと納税紹介サイト」の返礼品情報を取得し、比較データを公開。ふるさと納税に関するアレコレを細かく丁寧に解説しているので、オススメです。
⑤ふるさと納税の5ステップ
1.寄付の限度額をチェックする
→ふるさと納税で控除される税金の限度額は、家族構成や年収によって異なります。限度額を超えると、自己負担額が増えてしまうので注意が必要。「いくらまでなら自分は寄付できるのか?」をこちらで簡単に調べられますよ。■詳しくはこちら
2.自治体&返礼品を決める
→生まれ故郷や、旅で訪れたお気に入りの場所といった自治体ベースで選んでも良し、牛肉が食べたい! カニが食べたい! などの返礼品ベースでも選んでも良し。選択は自由です。楽しく悩んでみましょう。
3.納税ポータルサイトにて申し込み
→同じ返礼品であってもポータルサイトによって量が異なっていたり、ポイントに差がある場合もあります。自分のスタイルに合ったポータルサイトを選びましょう。
4.返礼品&受領書を受け取る
→「返礼品が来たー!」と喜んで忘れてはいけないのが「寄附金受領証明書」をしっかり保管しておくこと。寄付金を受領したことを証明する大事な書類で、確定申告の際に必要になります。
5.税金控除の手続き
→手続きをしなければ、税金は控除されません。確定申告もしくは、ワンストップ特例制度での申請を忘れずに!■詳しくはこちら
ふるさと納税のこと、少しは分かっていただけたでしょうか。豪華な返礼品にスポットライトが当たりがちですが、もっとも大きな魅力は、その自治体への興味関心が深まることではないでしょうか。震災・災害復興や子育て・高齢者支援、自然保護活動など、寄付の行き先を指定できることで、納税への主体性が高まるとも言えます。自分で選んで納税できる、しかもお礼ももらえる「自主的な寄付の仕組み」として挑戦してみてはいかがでしょうか。