【金沢弁】きときと
今日ご紹介する金沢弁は「きときと」です。
主に魚介類が新鮮で、イキのいい様子を表す言葉です。
金沢弁と言いますか、石川弁と言いますか、
こちらでも使うけれど、お隣の富山の方がよく使われている印象です。
「こんアジとれたばっかりやさけ、きっときとやぞ」
(この鯵はとれたてだから、とっても新鮮でイキがいいよ)
と新鮮な魚を表現するのに用いることが多い方言ですが、
イキのいい様子、元気な様子を表すことから、
「あらー、この子、夜遅いがに目ぇ、きときとやがいね」
(あら、この子、夜も遅いのに目がキラキラして寝る気配がないね)
と元気な様子に対しても使います。
魚も人もきときとがいいですね。
写真は石川県できときとのお魚が買える「近江町市場商店街振興組合」さんよりお借りしました。