【金沢の雑学・思わず誰かに伝えたくなる兼六園トリビア】実は片足が折れている徽軫灯籠(ことじとうろう)。
2022年5月11日(水) | テーマ/エトセトラ

兼六園のシンボルといえば、この「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。琴の絃を支える琴柱(ことじ)に似ていることから名付けられたそうです。人気の撮影スポットとして、休日にはしばしば順番待ちの長蛇の列ができます。
江戸時代、この灯籠の脚の長さは左右で同じでしたが、明治時代に原因ははっきりしていませんが片方の脚が折れてしまいました。その後、短い方の脚を石の上にのせたら、その絶妙なアンバランスさが、日本人が好む、“破調(はちょう)の美”に通じて、兼六園を象徴する景観に。 その時に限らず、この灯籠は今までに何度も倒されたり、壊されたりしたことがあって、現在の灯籠は実は2代目となります。 徽軫灯籠がそんな波瀾万丈な過去を秘めていることは、意外と知られていません。
ライター:若井憲(Ken.Wakai)
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