学生のまち・金沢。
2017年1月31日(火) | テーマ/金沢の雑学
怒涛のように1月が終わろうとしています。時間が経つのが年々早く感じる今日この頃。当たり前ですが時間の長さは変わらないもの。この「早く」感じるのは、脳の影響だそうです。「慣れ」の一種らしいです。例えば、ある目的地まで向かうのは遠く感じるけど、帰りは思ったより近く感じる。一度見た景色だから、あとどれくらいで到着するかを脳が判断して、近くに感じさせるのだとか。受売りです。脳科学者ではないので、詳しくはご自身で調べてみてください。
と、前置きが長くなりましたが、先日、息子がセンター試験を受けました。なぜかこの日は雪の日が多い気がしますが、今年も雪でしたね。国公立大学の二次試験の願書締切の時期です。今は「二次試験」ではなく「個別学力検査(一般入試)」と言うんですね。金沢には都市の規模に似合わず、6つの大学、周辺市町を含めると11の大学と1つの大学院大学があります(短大を含めると18、このほか専門学校が20以上)。石川県内の大学生は約3万人と言われていますから、人口比で考えれば約3%を占めます。都市の規模を考えると、学生が街にあふれているといえるかもしれません。明治時代に全国五学区のうちの一つとして、金沢に『第四高等中学校』(旧制第四高等学校)が設けられたことが、学業奨励を促したのでしょうね。四高時代から脈々と受け継がれる学問への志を持って、学生たちが勉学に勤しむことを日々祈るばかりです。
さて、今年は受験ということもあり初詣も数ヶ所まわりました。そのうちの一つ『安宅住吉神社』。ここは歌舞伎十八番の一つ『勧進帳』の舞台として知られている場所に隣接しています。そのためか、「難関突破」を祈願する神社となっているのだとか。もう神頼みしかありません。。。
(写真はいずれも春のものです)
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