祝・日本遺産認定 「こまつ珠玉と石の文化」
2016年4月26日(火) | テーマ/ニュース
日本の魅力を国内外に発信するため、文化庁が認定する「日本遺産」に、小松の石文化が選ばれたというニュースが、今朝新聞各紙に掲載されていました。この「とっておき情報」の2月の記事「小松の、もう一つの顔。」でも「小松の石」については紹介していたので、なんだか嬉しいですね。
北陸新幹線開業後の南加賀地区の温泉街など宿泊者数は、前年比で8%ほどの伸びだったそうです。石川県全体では13%ほどアップですから、北陸新幹線開業後でも観光の波及効果が薄いと言われた南加賀地区へ、観光客の足が少しでも向いてくれるといいなぁと思います。
金沢のまちなかでは、4月28日(木)に香林坊の『KOHRINBO 109』が『香林坊東急スクエア』に生まれ変わります。が、実は同日、福井駅前の西口再開発ビル『ハピリン』もグランドオープンします。この調子だと昨年末に公開した「10年で変わった金沢」に続く第二弾として「10年で変わった北陸」の特集をしないといけないかもしれませんね。
話を戻しますが、小松市の日本遺産認定認定は石川県では第2号です。1件目は能登のキリコ祭りでした。「灯(あか)り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」というテーマ。能登は「能登の里山里海」として世界農業遺産にも認定されています。豊かな自然と伝承文化は、観光客を呼び込む一つのキーワードになっていますね。
一方で、小松市の石文化はどうなるか。個人的には好きな内容ですが(「石」が好きというわけではなく、歴史が好きなだけです!)、ちょっとマニアック。遺跡や鉱山、城壁、九谷焼などなど地味かもしれませんが、どれも「石」を起点にして脈々と受け継がれている本物なので、知れば知るほど深みにはまりそうです。観光や地元向けに石切り場などのツアーも行う予定なのだそうで、それも楽しみです。
昨年の今頃は、小松は「全国植樹祭」で盛り上がっていましたが、今年は「石」。そしてもう一つ、忘れてならないのが、小松の「お旅まつり」です。今年は5月13日(金)~15日(日)の3日間。曳山歌舞伎が始まって250年の記念の年だそうで、イベントも多いようです。観光でお越しの方、金沢の武家文化のあとに、対照的な小松の町衆文化を感じてみるのもおすすめですよ。
下の写真は歌舞伎十八番の内「勧進帳」の舞台になった『安宅の関』。ここも小松です。
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