きんかんなまなま
金沢弁の一つで、意味からは想像がつかない方言として最も有名なのが「きんかんなまなま」。
ちょうど今くらいの時期からよく見られる現象の事で、「きんかんなまなま」の日には
「きんかんなまなまになっとるさけ、気ーつけて」
という風に注意を促す形で使ったりするのですが、県外の方にはもちろんのこと、
もしかしたら地元の方でも通じない方がいらっしゃるかもしれませんね。
「きんかんなまなま」とは、雪道が固く凍ってつるつるになっている状態のことをいいます。
由来としては、金柑の皮は新鮮であればあるほど表面がつるつるしていることから
「金柑生生」→「きんかんなまなま」 というふうになったといわれています。