片町
2014年9月23日(火) | テーマ/金沢の雑学

金沢の繁華街と聞けば、「片町」を思い出される方がたくさんおられると思います。
数千件の飲食店などが店を構え、夜更けまでにぎわう街。
かれこれ数十年前になりますが、お酒が飲めるようになり、初めて訪れた時、とてもわくわくした気持ちになったことを覚えています。
でも、なんとなく気になっていたことがひとつ。
それは、町名。なぜ「片町」と呼ばれているのか。
「金沢・片町商店街」のホームページによると、町の片側に商店街が作られたことが由来とされています。
なるほど。町の片側だから「片町」。なかなかわかりやすい由来ですね。
ちなみに、写真に写っている「日栄」のネオン看板は、片町の景観を長年彩ってきましたが、昨年夏、老朽化のために外され、今はもう観ることができなくなってしまいました。
(写真提供/金沢市)
その他の同じテーマ記事
【金沢の雑学・商店街編】火除地(ひよけち)とするために植えられた柿の木が由来!?『柿木畠振興会』
火事が多かった江戸時代、防火用の空地「火除地(ひよけち)」として植えられた柿の木が、この町名の由来と(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】約400年もの歴史を誇る中心街の一つ『竪町商店街振興組合』
竪町は金沢で約400年もの歴史を誇る中心街の一つ。全長430メートルの中央通りは「タテマチストリート(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】古さと新しさが調和した不思議な魅力を持つ『新竪町商店街』
レトロな雰囲気が漂う「新竪町商店街」。ここには骨董古美術品や異彩を放つギャラリー、若者に人気のこだわ(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】昭和の風情が残るレトロな外観の建物が立ち並ぶ『尾山神社前商店街』
加賀藩祖・前田利家公と正室おまつの方を祀る尾山神社。そのお膝元にある「尾山神社前商店街」は開設70余(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】日本三大名園の一つ・兼六園周辺で観光客をもてなす『金沢城兼六園商店会』
国の特別名勝に指定され、日本三大名園としても知られている兼六園。「金沢城兼六園商店会」は、そんな兼六(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】街の歴史を知る老舗と、若き経営者の店が混在する『新天地商店街振興組合』
複合商業施設『片町きらら』の裏通りに位置し、片町繁華街の活況の一翼を担う「新天地商店街」。商店街設立(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】金沢城の石垣を築くための戸室石を引いた道筋が町名の由来『石引商店街振興組合』
加賀藩との歴史が深く、江戸時代初期に金沢城の石垣を築くための戸室石を引いた道筋であったことが町名「石(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】老舗から飲食店まで様々な業種が軒を連ねる『片町商店街振興組合』
昼はショッピングを、夜は遅くまで飲食を楽しめる北陸有数の繁華街「片町」。最新のトレンドショップや、金(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】金沢市内で有数なオフィス街『南町通り商工会』
尾山八町の一つである南町は、400年以上前の藩政期以前に形成された、金沢でも最も古い町のひとつです。(続きを読む)
【金沢の雑学・商店街編】日本海側有数のショッピングゾーンとして知られる『香林坊(こうりんぼう)商店街』
江戸時代にはすでに商店街があった香林坊。明治時代、近くに「旧制第四高等学校」が開校したことから、学生(続きを読む)